民進、希望へ合流了承=前原氏「安倍政権止める」【17衆院選】(時事通信 2017.09.28)民進党は28日午後の両院議員総会で、小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」へ合流するとした前原誠司代表の提案を了承した。「非自民・非共産」の野党勢力を結集し、政権交代を目指す。 総会の冒頭で前原氏は「われわれはどんな手段を使っても安倍政権を止めないといけない」と強調。「名を捨てて実を取る決断を理解いただきたい。われわれの理想の社会をつくるため、好き勝手な安倍政権を終わらせるためだ」と訴えた。 提案内容は、(1)民進の公認内定を取り消す(2)立候補予定者は希望に公認申請する(3)民進は候補を擁立しない―が柱。前原氏は総会後、記者会見する。 民進党候補の多くは希望への合流を目指すとみられる。ただ、小池氏は民進党丸ごとの受け入れを否定している。申請のあった候補者ごとに憲法観や安全保障に関する考え方を見極めた上で、希望の公認を与える方針だ。いや〜すごいですね。あれだけ安保法案に反対していたのに安保法案賛成の小池新党である希望の党に恥ずかしげもなく提案を受け入れて合流しちゃうんですから。共産党と共闘やって言ってたのが、共産党を捨てて寝返っちゃうんですから。どんだけ当選したいねんって思いますよ。むしろ、ここまでやるなら潔く解党しろよって思うのですが、約100億円近くある政党交付金のために解党できないんですよね。誕生したばかりでお金の無い希望の党も民進の政党交付金をアテにしていますし。<衆院選>政党・民進は存続、その訳は? 民進解党・合流へ(毎日新聞 2017.09.28)民進党は事実上、希望の党に合流する方向だが、少なくとも10月22日投開票の衆院選終了までは、政党としての民進党は存続する見通しだ。 その背景には、民進党所属の参院議員(49人)や多数の地方議員がいることに加え、民進、希望双方の選挙資金面の事情がある。 政党助成法は、政党交付金の交付を受けている政党が解散した場合、国庫へ返還しなければならないと規定。2009年8月結党の旧みんなの党が14年11月に解党した際には、保有していた政党交付金約12億円を返納している。 民進に昨年1年間に交付された政党交付金は総額97億4388万円。もともと資金に不安がある希望の党はもちろん、民進党がすぐに解党すれば、希望公認で出馬する民進党候補の選挙資金もあてがなくなる。 このため、前原氏ら一部と参院議員らが当面残って民進党を形式的に存続させ、政党交付金は事実上、希望の党の選挙活動などにあてるとみられる。民進党関係者は「今、解党すれば何十億円も返さなければならなくなる。政党交付金を衆院選で活用した後で、正式に希望と合流すればいい」と語る。選挙結果次第では解党して正式に合流もありえるんじゃないでしょうかね。小池氏は希望の党への入党条件を示していますが、民進党みたいに右から左まで取り揃えて考え方がバラバラで政策ひとつ作るのも纏まらずいつも内輪揉めしていて、それが支持率を得られない原因の一つとして理解しているからこそなのでしょう。なんでもかんでも受け入れるのかと思っていましたが、そこの点は賢いなと思いました。ところで、どいつもこいつも「安倍を倒す」だけでくっついていますが、安倍首相を倒した後はどうするんだい?目的達成したら政策の不一致で分裂かい?ゲームじゃないんだからリセットして終わりじゃないんです。その後をどうするかが大事なのですが、誰もそれを示しません。ところで左翼の人たち「安倍倒せ」でやっていたら、安倍首相よりもタカ派で憲法改正核武装論者の小池氏が安倍首相を追い落としそうな立場で対等してきたもんだから、小池も嫌だ〜になってますけど、「安倍政治を許さない」でタコ踊りしてギャースカ喚いて、「反安倍」で安倍首相だけ叩いていればいいで、みんなが安心して任せようと思える政策重視のより良い首相候補となる議員や自民より魅力的な野党を育てなかったからこうなったんですよね。まさに自業自得ですよ。他には今は小池氏の力を利用し安倍首相を倒して、次は小池氏を倒せばいいと言ってる左翼さんもいますけど、君たちにどんな影響力があるとでもいうのでしょうか。反原発も安保関連法案でもなんでも中途半端だったのにうぬぼれにもほどがあると思いました。