森友学園 籠池理事長を取材した作家「役人の手心で問題が」(NHK NEWS 2017.03.14)菅野完氏「僕にだけ話を」籠池氏に代わり報道陣対応(日刊スポーツ 2017.03.15)学校法人「森友学園」の理事長を務め、15日に都内の日本外国特派員協会で会見する予定を「ドタキャン」した籠池(かごいけ)泰典氏は、予定どおり上京し、親交のあるジャーナリスト菅野完氏の自宅のマンションに入った。 菅野氏は、籠池氏に代わって報道陣に対応し、会見キャンセルについて「とある事情でキャンセルした。皆さんがご想像の事情もある」と思わせぶりに語り、延期ではなく「中止」との認識を示した。 菅野氏は、「(籠池氏は)僕にだけ話をしたいと言っている」と述べ、この後、自宅内で単独インタビューする予定を明かした。 菅野氏はこれまでにも、籠池氏の自宅でインタビューを行っている。元しばき隊メンバーで著書『日本会議の研究』でも知られる菅野完氏は保守系議員が嫌いで陥れたい。保守思想の籠池氏は大阪府に認可された学校の建設を進めていたら、安値で購入した国有地や学校法人認可の異例の早さなど、怪しい問題が続々と出てきたことでメディアと世論による籠池バッシングが始まり、その世論の空気を読んで大阪府によって認可取り下げとなり学校設立を断念せざるを得なくなったことにより、籠池氏は大阪府知事の松井氏や仲間だと思っていた稲田氏とかに裏切られたという思いがあるから復讐したい。その二つの思惑が合致したことにより、普通なら敵対しそうな相反する思想の2人がコンビを組んだのでしょう。籠池氏が東京に行きながらも急遽会見をキャンセルしたのも先に菅野氏に囲み取材で好き放題に話させることで、事態をさらに大きくしたいことと自分は悪くないと思ってほしい思惑からなのでしょう。ところで、菅野完氏の情報にはデマも多く、また本人もカンパ金着服や性的暴行などトラブルを多く抱える曰く付きの人物ですが、◆『日本会議の研究』の著者・菅野完氏によるカンパ金着服の経緯が明らかに | 週刊金曜日からのおしらせ 騒動が大きくなれば面白いから、菅野氏の情報の真意や後追いで情報を精査するなどもせず、生中継で主張を垂れ流してしまうテレビもどうなんでしょうか。そして、この森友学園の件ですが、マスメディアも安倍政権や与党や保守にダメージを与えたい一心で報道を始めてみたものの主題が次々変わり登場人物も増えて脈絡もなく話題が分散してグダグダになっていく現状は、勇み足で報道を始めたら引っ込みがつかなくなったネタにありがちな展開ですよね。