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2016年12月10日(土) 放置され無策だったギャンブル依存症。

IR法案(カジノ法案)が審議入りしています。

私はカジノで景気浮揚に繋がるとは思っていないのですが、

与野党議員やメディアに一般の人達でカジノ法に反対している人達が口々にしているのが

「ギャンブル依存症が増えるから反対」という批判です。

ごもっともと思うわけですが、

ギャンブル依存症はこれまでにも存在していました。

競輪競馬競艇による公営ギャンブルに

そして、3点方式でギャンブルではないと言い張っていますが、

現金化できるのでどう見てもギャンブルなパチンコ。

特にパチンコは都会でも田舎でも駅前とか商店街とか繁華街など

町中至るところにパチンコ屋が存在しているので、

競輪競馬競艇よりも敷居がめちゃくちゃ低い手軽にできるギャンブルではないでしょうか。

日本はギャンブル依存症が他の国に比べて多いという指摘も頷けますよ。

カジノが出来ると依存症が増える懸念も理解できるのですが、

至るところに存在し手軽にできて簡単に興奮が得られ依存率も高い

パチンコは放置したままでいいんだろうかと思っちゃうわけですよ。

これまで与野党揃ってギャンブル依存症対策を放置してきたのに

自民党がIR法案を決めたら急にギャンブル依存症が〜って

降って湧いたように騒ぎ出すのはどうかと思ってしまうのですが、

これをいい機会だと捉えてカジノ法案と共に

これまでは放置され無策だったパチンコや公営ギャンブルによるギャンブル依存症対策も

政治家は真面目に考えてみるときではないでしょうか。












名塚元哉 |←ホームページ