都知事選。今回ポピュリズムの風は「女」に吹いた。投票率が上がっても結果は同じだっただろう。組織選挙では戦えないことがわかったが、「女なら誰でもいいのか?」の訴えは浸透しなかった。— 上野千鶴子 (@ueno_wan) 2016年8月1日逆に「有名人なら誰でもいいのか?」「反安倍なら誰でもいいのか?」って都政を担えるような能力すらないような人を応援していた人達に言いたいですよね。だいたいフェミニズム界のトップに君臨している人が「女なら誰でもいいのか」と女性軽視とも取れる発言をなさったり良しとしているのは自分が取り組んできた思想の全否定だと思いますよ。ちなみに「女なら誰でもいいのか」は「女なら誰でもいいってもんじゃない!」として都知事選挙戦終盤のキャッチコピーにしていましたが、「女なら誰でもいいってもんじゃない!」は、ご自身が手を出す女の話でそれを力強く力説しておられるのかな?応援演説が福島みずほや阿部知子や田村智子や雨宮処凛やミサオ・レッドウルフみたいなのばっかりなので、「女なら誰でもいいってもんじゃない!もっと綺麗で若い娘が来い!」って鳥越氏の要望なのかしら?といったように本人は否定していますけどセクハラの話が出てる以上は自虐ギャグにしか思えませんよね。「私たち女性はジャーナリストを応援します」も文春と新潮を応援しているんですよね、と言いたくもなりますし、週刊誌の記事が出ている中で、どうぞ皆さんツッコミを入れてくださいと言わんばかりのキャッチコピーをよく付けたなぁと思います。◆東京都知事選 推薦候補の敗北、石原伸晃都連会長「党本部マター。お金も党本部が集めた。責任者は幹事長だ」(産経新聞 8月2日)自民党東京都連会長の石原伸晃経済再生担当相は2日午前の記者会見で、」都知事選で党推薦の増田寛也氏が敗北した問題に絡み、「知事選は党本部マター。お金も都連でなく党本部が集めたのであり、責任者は幹事長だ」と述べた。 都連会長としてのみずからの責任については、「痛感している」としつつ、谷垣禎一幹事長が自転車事故で入院中であることを踏まえ、「(3日の党役員人事後の)新しい体制のみなさんと、まずは話をしなければならない。自民党が組織をあげて推薦をした人がなぜ敗れたか、しっかり総括して、その上で、責任論に真摯(しんし)にお答えしてく」と話した。 小池百合子氏の勝利については「増田氏に知事になってもらいたいと今でも思っているが、民意は厳粛に受け止める。新知事には、東京五輪に向け、山積する課題に一つ一つ対応してもらいたい」と述べた。「責任は全て自分一人にある」とでも言えばまだ一定の評価が得られそうなのに、党本部や怪我で入院している人に責任転嫁するなど、この人はどこまで男を下げたら気がすむんでしょうか。いつもいつも失言の連続で懲りないし政治センスのない人ですよね。石原自民都連会長が辞任へ…都知事選の責任取り(読売新聞 8月2日)辞任は当然ですよ。ただ、石原氏だけに責任を取らせただけじゃダメで都議会のドン内田茂氏とセットじゃないと。
都知事選。今回ポピュリズムの風は「女」に吹いた。投票率が上がっても結果は同じだっただろう。組織選挙では戦えないことがわかったが、「女なら誰でもいいのか?」の訴えは浸透しなかった。— 上野千鶴子 (@ueno_wan) 2016年8月1日
都知事選。今回ポピュリズムの風は「女」に吹いた。投票率が上がっても結果は同じだっただろう。組織選挙では戦えないことがわかったが、「女なら誰でもいいのか?」の訴えは浸透しなかった。