都知事に小池氏…初の女性、増田・鳥越氏に大差(読売新聞 8月1日)鳥越氏が当選したら違った意味でこれから面白いのにと密かに期待していたのですが、やっぱり小池氏の圧勝で終わりました。小池氏の選挙戦略は本当に上手いなぁと感心しましたよ。自民党推薦の増田氏は、まず自民党東京都連による小池氏を応援するものは親族含めて除名処分の脅し通達が完全に逆効果でしたよね。あの都連から小池候補応援に対する締め付けは古い自民党体質が久しぶりに顔を出した感があり党員や有権者がドン引き。都民じゃない私でも「北朝鮮かよ!」って思いましたもん。そして、終盤に差し掛かったところで追い討ちをかけるかのように石原慎太郎氏によ「厚化粧の女」発言により女性支持層が離れていくという支持集めの応援演説で支持者が離れていくという皮肉な結果に。(鳥越陣営の「外見は女性だけど中身は男」も酷かったですけど。)こういったことが重なって負けるべくして負けただけでしょう。そして、もっともアホだったのが野党連合。保守分裂で有利になる選挙だったのに知名度優先という欲に駆られてパープリンを担ぎ出してしまった。出馬表明時の動機が「参院選で負けたから」という「うっ憤晴らし」の為にスタートし、それは推薦した野党や取り巻きも同様で、反安倍だの護憲だの脱原発だの全員終始「自己満足」の為の選挙戦を行い主役の筈の都民はずっと蚊帳の外。「都政なんて3日勉強したらできちゃう」とかアホな発言の数々も追い討ち、ジャーナリストのなのに中身が無いことがどんどん露呈していったことや、女性スキャンダルへの対応も酷いものがありました。女性スキャンダルのある候補者を「女性に良し」として女性議員だとかフェミニストが応援しているのも滑稽でした。左翼の人達は内輪受けだけでは誰も振り向いてくれないことにいつ気が付くんでしょうね。野党はもしかして前回・前々回で2位だった宇都宮氏を擁立していたら、当選もしくは落選でも2番手の接戦に持ち込んでたんじゃないでしょうか。それを欲を出して知名度だけのパープリンを選んだばっかりに野党連合は1ヶ月間で2連敗ということになりましたね(笑)