ランダムに画像を表示










もくじ過去未来

2016年02月03日(水) 「DAYS JAPAN」の捏造記事

清原容疑者逮捕 「使用するために持っていた」覚醒剤使用認める(産経新聞 2月3日)

以前から噂は出ていましたが逮捕の報道にやっぱりという印象なんですが、

ネットでは清原逮捕は安倍首相が甘利の献金問題から目を逸らすために指示したとか、

安倍首相の陰謀説がサヨクの人たちで盛り上がっていたんですけど、

清原逮捕が安倍首相の指示によるのなら

逆に考えると清原を助けたことになるんじゃないんですかね。

これ以上、清原元選手にクスリを続けさせたら

完全な廃人になるのを逮捕してクスリ立ちさせたんだから(笑)

ホント、あの人たちの想像力が逞しいですね。

原発事故で車廃棄と誤訳 デイズジャパンが謝罪(共同通信 2月2日)

月刊誌「DAYS JAPAN」を発行するデイズジャパンは2日、
昨年12月号の記事「原発事故が奪った村」の写真説明に誤りがあったとし、同社サイトで謝罪した。
福島県富岡町での自動車投棄を原発事故の影響のように説明したが、
実際には車は事故前から廃棄されていた可能性が高いという。

 同社によると、編集部がポーランド人写真家アロカディウス・ポドニエンスキーさんの
説明文を誤訳したのが原因で、撮影場所も同県双葉町と誤って記していた。

 読者からの指摘で、誤りが発覚。謝罪文で、同誌発行人の広河隆一さんは
「関係者に迷惑を掛けたことをおわびする」とコメントした。


「DAYS JAPAN」、福島原発事故記事で「誤報」を謝罪  
事故前の廃棄車を「被災者が乗り捨てた車」
(J-CASTニュース 2月2日)

総合月刊誌「DAYS JAPAN」(デイズジャパン)が2016年2月2日、
東京電力福島第一原発の事故をめぐる同誌の記事での「誤報」を認め、
公式ホームページやFacebook上で謝罪した。

 問題となったのは、記事に付けられた車の写真のキャプション。
被災者が逃げる際に「乗り捨てた車」との説明がつけられていたが、
実際は「事故前から廃棄されていた車」だった。

■グーグルマップに、写真の状況と酷似した場所が

 問題の記事は同誌の2015年12月号(15年11月20日発売)に掲載された。
タイトルは「原発事故が奪った村」。外国人記者による事故現場周辺のレポートで、
15年9月撮影という福島県の帰還困難区域の写真がいくつか付け加えられた。

 記事のトップに掲載された、大量の廃棄車を雑草が覆う写真のキャプションが
「人々が乗り捨てて逃げた車が、4年半の歳月を経て草に覆われていた 
空撮/福島県双葉町」となっていた。
しかし、雑誌の発売後、「事故前にあった廃棄車ではないか」
「場所が間違っている」という指摘がネット上で相次いだ。

 複数のネットユーザーは、2009年に撮影された現地の様子をグーグルマップ、
グーグルア−スで確認し、福島県双葉郡富岡町の県道に
写真と酷似した場所があることが発見された。

 こうした指摘がまとめサイトに掲載されると、

  「これはちょっとひどい」
  「地元の方に失礼」
  「話を盛ってはいかん」

といった批判が数多く寄せられた。

 同誌編集部は発売から沈黙を続けていたが、
16年2月2日、公式ホームページやFacebookでネット上の指摘に言及し、
「読者の方のご指摘と2009年のグーグルマップ」
(編注:画像取得日が表示されるのはグーグルアース)をもとに
キャプションの誤りを認め、正しくは「事故前から廃棄されていた車」だったと発表した。

 加えて、「福島県双葉町」の地名表記も「福島県双葉郡富岡町」の誤りだと明かし、
「読書の皆様ならびに関係各位の皆様ご迷惑をおかけした」と謝罪した。

 誤記の経緯については、2月2日中に同誌のホームページやツイッター、
ブログ、フェイスブックに掲載するとしている。

(追記)2016年2月2日、同誌発行人の広河隆一氏は写真キャプションの「誤報」について、
同誌公式ホームページ、フェイスブック上で以下のように経緯を説明した。

 廃棄車の写真はある写真家(編注:記事を担当した外国人記者と
同一人物かどうかは触れられていない)のホームページで見つけたが、
「掲載決定が締切ギリギリだった」ため、
写真家から「編集部で写真家のホームページを参照して(キャプションを)
書いてほしい」という流れになった。

 写真家の英語版ホームページには「車が汚染されたため住民が放棄したと思われる。
それを証明するように直後に測定器が鳴り響いた
(I guess that the cars became contaminated and then were abandoned by the residents.
A moment later the deep of the dosimeter confirms this.)」、
日本語版のホームページには「何台もの車が整然と並べられた状態で棄てられていた。
恐らく、車が放射能に汚染されたため、避難住民たちがやむなく捨てて行ったのだと思った。
車に近づいていった次の瞬間、放射能測定器が鳴り始め、
その推測が正しいことを証明した」と説明されていた。

 しかし、編集部は「思った」「思われる」の部分を取り除き、
「人々が乗り捨てて逃げた車が、4年半の歳月を経て草に覆われていた」と断定的に表記した。

 また地名表記も、写真家のホームページにあった「FUTABA」の説明をそのまま使用した。


捏造と言ってしまってもいい印象操作がツイートで暴かれていく様子がまとめられています。

「「原発事故で人が住めなくなった村」という印象操作の手口」- Togetterまとめ

『DAYS JAPAN』という雑誌はサヨクの人しか読んでないような

小部数の雑誌のようですがネットに同じ記事を掲載したことで、

印象操作ありきで話を盛ったことがばれてしまい謝罪と訂正に至ったわけですが、

福島の原発事故後、放射能や被曝関連の報道に関しては、

人権に配慮しておらず差別や風評被害を助長するようなものや、

不安になっている人を食い物にするような嘘で大げさな報道や、

データなどを無視した印象操作や憶測のみで書かれた作り話も含めた

デタラメなデマ報道が相次いでおり、

そして、そのほとんどは検証され追及され批判されても訂正すらしていません。

「DAYS JAPAN」は訂正と謝罪をしただけにまだマシのように思われるかもしれませんが、

不幸が無いなら作ればいいとばかりに思い込み決め付けで記事を作った印象が拭えませんし、

こんなにもあっさり嘘がばれるとは想像していなかったのでしょう。

ネットに記事をアップするということは自分たちの支持者以外の目にも触れるし、

時には検証されてしまうということがまだ分かってないですよね。

お詫びも「時間がなくて事実確認ができなかった」の時系列を追ったものだけではなく、

福島のことを想うのであれば丁寧な謝罪をするべきなのですが、

福島県民の方々へ配慮や誠意を込めた謝罪の一言もないので

最初の報道も福島のことをちっとも考えていなかったというのがよく分かります。










名塚元哉 |←ホームページ