鳩山元首相が習近平氏の30万人軍削減を称賛「近隣国も従うべきだ」(産経新聞 10月14日)鳩山由紀夫元首相は14日、中国天津市で開かれた国際学術会議で講演し、習近平国家主席が表明した人民解放軍の兵力30万人削減について「大変称賛されるべきで、近隣諸国もこのアイデアに従うべきだ」と述べた。 一方、安全保障関連法について「日本を戦争に参加しやすくするためだ。安倍晋三首相が時代に逆行し憲法違反の法整備をした」と批判した。 兵力30万人削減は軍の近代化を図る目的との見方が一般的。天津での会議に参加した東京財団の小原凡司研究員は取材に対し「兵力削減は、これまでの土着型の陸軍をコンパクトにし中国全域で作戦ができるようにする目的だ。平和のために身を削るものではない」と話した。小原氏は、安保法をめぐる鳩山氏の発言についても「日本は戦争ができるようになるとの中国の誤解を解かないといけないときに、戦争法とレッテルを貼るのは問題だ」と批判した。ほんとに、おめでたい思考回路してるなぁ。鳩山由紀夫なら村山富市氏でも空気を読んで断った中国版ノーベル平和賞の「孔子賞」を喜んで受け取りそうですよね。中国版『平和賞』村山富市元首相「断ったよ。なんで俺なのかよくわからんし・・・」(J-CASTニュース 10月13日)◆記憶遺産、政権が反発 南京事件登録、ユネスコ分担金停止検討(朝日新聞 10月14日) ユネスコ(国連教育科学文化機関)が、世界記憶遺産に中国の申請した「南京大虐殺の記録」を登録したことに対し、安倍政権内から反発が出ている。菅義偉官房長官は13日、分担金支払い停止を検討する考えを示した。日本は財政難のユネスコに最も多くの資金を出しているが、こうした「揺さぶり」が国際社会にどう受け止めログイン前の続きられるかも問題になりそうだ。 ■政治利用防ぐ制度要求 「我が国の(ユネスコへの)分担金や拠出金について、支払いの停止等を含めてあらゆる見直しを検討していきたい」。菅義偉官房長官は13日の記者会見でこう述べた。 同様の発言は、自民党などからも相次ぐ。自民党の二階俊博総務会長は11日の講演で「ユネスコの経費を日本は納めるな、と言ってやった。お人よしで金を出しているが、主張を通さないと」。政府高官の一人は「日本が支払いを止めたら中国が肩代わりしかねない」と自制を求めた外務省幹部に対し、「(中国に)出させればいいじゃないか」と強気だったという。 これらの発言の背景には、「中国が『南京事件』を政治利用している」(日本政府関係者)との不満がある。 南京事件については、犠牲者数などで日中間に見解の違いがある。日本がユネスコに対し、登録への懸念を何度も伝えたのも、中国が自らの主張に国連機関のお墨付きが与えられたとして、政治利用しかねないという懸念からだ。中国外務省の華春瑩副報道局長は13日の定例会見で「今回の一連の日本の言動は歴史問題で依然として誤った歴史観が凝り固まっていることを暴露したもので、憂慮している」と牽制(けんせい)した。 日本政府が懸念するのは南京事件だけではない。 今回、中国は慰安婦に関する史料の登録も申請していた。韓国でも政府の支援で元慰安婦の支援団体が登録を目指しており、中国政府も連携に関心を示す。日本政府内には「放置すれば同じことが繰り返される」との焦りも出ていた。 そこで日本は、ユネスコの財政基盤を実質的に支えている実態から強気に出た。 ユネスコ予算の各国の分担率は、国連総会で決まる国連予算の分担率とほぼ同じで、2014年度では日本は米国の22%に次ぐ10・8%。金額は約37億1800万円だ。パレスチナ加盟に反発した米国が11年秋から分担金の支払いをとめており、日本は事実上のトップ。日本は分担金に加え、追加の拠出にも応じてきた。こうした立場を背景に、日本は「記憶遺産が政治利用されない制度改革」に取り組むようユネスコに求めようという狙いだ。 ■海外の反応、懸念も 一方で、日本政府が資金拠出の見直しなどに出た場合、日本が築いてきた国際的な信用を失うとの懸念もある。 ユネスコは途上国の識字教育から文化交流、災害予防まで幅広い活動に取り組んでおり、記憶遺産は事業の一つに過ぎない。太平洋戦争に敗れた日本が、国際社会に復帰するごく初期に加盟した国連機関がユネスコで、日本とユネスコの関係は深い。 分担金支払い停止の検討について、政府関係者の中にも疑問の声がある。ユネスコに関わった外務省幹部は「米国などがことあるごとに国連機関への出資凍結や離脱などを繰り返す中、日本は国際機関の財政を支え続け、国際的な信用を得てきた。日本の意向が通らなかったといって出資を止めれば日本のイメージが変わる」と話す。共産党の山下芳生書記局長も13日の記者会見で「日本政府の主張が認められなかったとはいえ、国際社会の理解を得られないだろう」と述べた。 ■<考論>軽々に言うべきではない 松浦晃一郎・前ユネスコ事務局長 審議の透明性が確保されていないのは確かだが、軽々に分担金の減額や停止を言うべきではない。その前に、日本が教育や文化の分野でユネスコと太いパイプを築いてきた歴史を踏まえ対処すべきだ。 今回の問題は、基準の一つに文書などが本物かを見極める「真正性」があるにもかかわらず、チェックする仕組みがなかった点にある。中国側の申請資料を事前に日本側に示し、コメントを求めた上で審議すべきだった。今後は「日本ユネスコ国内委員会」で問題点を分析し、制度改善をユネスコ事務局と関係国に求め、中国の文書が公表されたら日本側の学者らの意見を集約し、反論すべき点は書類で提出することだ。 ■<考論>明確に抗議の意思示した 坂元一哉・大阪大大学院教授(国際政治学) ユネスコの創立趣旨は、人の心の中に平和のとりでを築くことだ。日本政府の反対を押し切り「南京」を記憶遺産に登録したことは、国家や人々の対立の溝を深め、趣旨と正反対の結果になっていると言わざるを得ない。 その意味で、政府が分担金の停止を持ち出して明確に抗議の意思を示したのは悪いことではない。これまで日本外交は不満があっても協調を重視し、我慢し続ける面があったが、必ずしも良い結果につながらなかった。ユネスコの事業が対立する歴史問題の「お墨付き」に利用され続ければ、日本人の心に「ユネスコって何だ」という拒否感が深まりかねない。>政府高官の一人は「日本が支払いを止めたら中国が肩代わりしかねない」と自制を求めた>外務省幹部に対し、「(中国に)出させればいいじゃないか」と強気だったという。【これでは話にならない。アジア太平洋地域世界記憶遺産委員会10名のうち中国4人、韓国1人と半数。日本はゼロ】日本の文科省は、委員を打診された際に、文科省は断った前歴もあるようだ。全てにおいて、戦う体制になっていない。ユネスコへのロビーにも課題があるようだ。体制・態勢整備が急務だ— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) 2015, 10月 14 アジア太平洋地域世界記憶遺産委員会10名のうち中国4人韓国1人で日本人はゼロという中で、腹が立ったからと言って分担金を止める発言も中国に分担金を出させればいいという発想も、それこそ中国の思う壺じゃないでしょうか。我が国の国際的立ち位置を見失っていると思いますよ。委員会に日本人を入れる努力をする、南京事件があったことは認めつつも、犠牲者数については不確かで人数だけが年々誇張され一人歩きしているということを各国に説明して理解してもらうしかないんじゃないかと。◆『YOUは何しに日本へ?』のガチンコすぎる制作現場(女性自身 10月14日)『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系・毎週月曜夜6時57分〜)はいま「いちばん面白い番組」と評判だ。日本へやってきた外国人、YOUたちの奇想天外な行動が、この番組のすべて。これまで取材した人数は約4万人、密着取材は約250人。取材はガチンコのため先が読めない展開がウケている。 「星の数ほど取材していますが、放送される確率は低い(笑)。基準は『日本の再発見感』があるかどうか。もちろんYOU自体が面白く、かつ周囲の日本人が面白いこと。たとえば、ドイツから来たマーティンさんの回でも、ダブルフロントライトの自転車を売っていたおじさんとの交流があったから、企画が深くなった」 そう話すのは、番組の村上徹夫プロデューサー(以下P)。特番から深夜へ。そして’13年4月から現在の形でスタート。人気が上がるにつれ、反響が大きくなってきた。 「たぶん番組と観ている人の距離が近いのでは。ノープランで旅するYOUが放送されると『おカネは大丈夫?』とか連絡が来ますね。そこは彼らの自由な旅を狙っているので、我慢して見守っています」(村上P) ガチンコ取材が信条の『YOUは〜』だけに、異国から来たYOUたちとの苦労話は多いはず。そんなエピソードを現場のスタッフに聞いた。 「取材にはカメラマンや通訳がついているんですが、画が撮れるか撮れないかわからないときは、自分一人というのも多い」と語るのは、番組初期から参加する森辰雄ディレクター(以下D)。 「浦和レッズファンのフランス人・マルワンくんやダブルフロントライトのマーティンさんのときも、カメラや通訳はいませんでした。理由は制作費の削減(笑)。マーティンさんのときは旅のスタートが『青山』と聞いていたのに『青森』の間違いだったので、その日にカメラマンは帰し、慌てて一人で向かいました」(森D) 「取材を続けている途中に連絡が取れなくなることもある」と明かすのは番組でいちばん若い福島佑太Dだ。 「取材を終えられてもストーリーにできるかを考えなくてはいけません。以前、馬と話せるYOUというのを取材しました。彼はかなりユニークだけど、ストーリーにしにくくて、まだ放送されていません。僕は番組に参加して1年くらいですが、空港で声をかけるのは1日で20〜30人。1年で6〜7人に密着していますが、放送できるのは2人くらいです」(福島D) そんな苦労の日々でも、「現場は楽しい」とは前出の森D。 「よく『裏話ありませんか?』と聞かれるんですが、裏もすべて放送しちゃっているから、ないんです(笑)。僕たちが泣いたりする、こっぱずかしいシーンもドキュメントとして見せています」あんまりテレビを見ない私が、今一番毎週の放送が楽しみな地上波番組が『YOUは何しに日本へ?』です。日本に旅行に来た、あることをしてみたいので来日したYOUに密着取材することで、YOUを通して自分の知らない世界なんてのも垣間見れるのが面白いですよね。空港で声をかけたらミュージシャンだったとか有名人だったこともあったりしますし。去年は、Perfumeのドームツアーライブに参戦するためにアメリカから来日したYOUも密着取材されて放送されていましたね。これまでにPerfume以外にもAKBや宝塚歌劇などを観るためにとかアニメのグッズを買うためになど、ひとつの目的のために来日したYOUが密着されていましたけど、国内で遠征するのも大変なのに、旅行ではなく一つの目的のために飛行機に乗って来日するというのは旅費などを考えるとかなり気合がいることなので感心させれますね。
【これでは話にならない。アジア太平洋地域世界記憶遺産委員会10名のうち中国4人、韓国1人と半数。日本はゼロ】日本の文科省は、委員を打診された際に、文科省は断った前歴もあるようだ。全てにおいて、戦う体制になっていない。ユネスコへのロビーにも課題があるようだ。体制・態勢整備が急務だ— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) 2015, 10月 14
【これでは話にならない。アジア太平洋地域世界記憶遺産委員会10名のうち中国4人、韓国1人と半数。日本はゼロ】日本の文科省は、委員を打診された際に、文科省は断った前歴もあるようだ。全てにおいて、戦う体制になっていない。ユネスコへのロビーにも課題があるようだ。体制・態勢整備が急務だ