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2015年08月05日(水) 無能な味方はやっかいだ。

報道姿勢に疑念抱かせおわびします 朝日新聞社特別編集委員、不適切なツイッター(朝日新聞 8月5日)

朝日新聞記者の冨永格特別編集委員が2日、ツイッターに不適切な投稿をし、削除しました。
本社は、報道姿勢に疑念を抱かせる行為だったと重く受け止め、
社名などを名乗ってツイッターを利用できる「公認記者」から外すとともに、
コラム「日曜に想(おも)う」の執筆者からも外す措置をとります。

 今回の経緯について説明いたします。

 冨永記者はツイッターにナチスの旗などを掲げてデモをする人たちの写真を載せ、
英語で「東京であった日本の国家主義者のデモ。彼らは安倍首相と保守的な政権を支持している」と投稿し、
フランス語でもほぼ同様の内容の投稿をしました。

 冨永記者は投稿について、事実関係の裏付けをしておらず、
写真も撮影者の許可をとらずに転載していました。

 この投稿に対し、多くのみなさまから批判を受け、
冨永記者はおわびをし、英語、フランス語の投稿を削除しました。

 本社は、冨永記者に厳しく注意し、冨永記者は改めておわびの投稿をしました。

 本社の記者ツイッターは記者個人の責任で発信していますが、
このような事態を招いたことについて、みなさまにおわびいたします。
記者に対する研修の強化などを通じ、ソーシャルメディアの適切な利用を進めます。


朝日新聞が謝罪したことでサヨクが朝日新聞の良識のある記者を叩いてるんですけど、



#戦え朝日新聞 ネオナチ安倍政権と極右御用新聞の脅しに屈するな!
市民に喧嘩の仕方を学び、臆せず反撃せよ! - Togetterまとめ


無能な味方って怖いですよね。


社民系組織メンバーの「拉致より憲法」発言に家族会反発 
秋田街頭で隣で活動中、「被害者家族の思い踏みにじる」
(産経新聞 8月4日)

秋田市で4日に行われた北朝鮮による拉致被害者家族会の街頭活動中、
隣で活動していた安全保障関連法案に反対する社民党系組織のメンバーが
「拉致より憲法だ」と発言し、家族会が反発する一幕があった。
増元るみ子さん(61)=拉致当時(24)=の弟で、家族会元事務局長の照明さん(59)は
「拉致被害者や家族の実情を考えてほしい」と話している。

 家族会の街頭活動は、秋田竿燈(かんとう)まつりに訪れた観光客らに被害者救出を訴えるため、
照明さんのほか、田口八重子さん(59)=拉致当時(22)=の兄で
家族会代表の飯塚繁雄さん(77)、松本京子さん(66)=同(29)=の兄の孟(はじめ)さん(68)や
秋田県内の特定失踪者家族が参加してJR秋田駅前で行われた。

 すぐ隣で、社民党支持者が中心の「秋田・戦争をさせない1000人委員会」
(代表・山縣稔県教組委員長)が街頭活動を始めたため、
救う会秋田メンバーの男性が1000人委員会メンバーの男性に署名を求めたところ、
「拉致より憲法だ」と拒否されたという。

話を聞いた照明さんは「旧社会党、社民党は拉致問題解決の障害になり、
被害者家族の思いを踏みにじってきた」と演説。
1000人委員会側に抗議する救う会秋田幹部もいた。

 照明さんはその後の県庁での記者会見で「被害者家族の多くは安保法案の議論に違和感を覚えている。
約40年前に日本人が北朝鮮に拉致された時点で戦争が始まっている。
戦っている被害者を放置している状況が平和なのか」と訴えた。

 飯塚さんは「国民にとって重要な問題なのに、署名活動をしても、
横目でちらっと見て通り過ぎる人がいるのが気になる。
だが、政府と北朝鮮に対するメッセージとして活動を続けていきたい」と述べた。

 家族会の反発について、1000人委員会の山縣代表は
「拉致問題について、会としての見解はない。
それぞれのメンバーの考えで対応している」と話している。



1988年に北朝鮮に拉致された石岡亨さんが命懸けで書いたSOSの手紙を

北朝鮮を旅行していた外国人に帰国したら送って欲しいとこっそりお願いし、

その手紙を同じく拉致被害者の有本恵子さんの両親が藁もすがる気持ちで

当時、北朝鮮と親交の深かった社会党の土井たか子に相談に行ったのですが、

土井は相手にせず、あろうことか手紙の存在を朝鮮総連に告げ口したり、

党の見解として拉致なんてないとして北朝鮮が拉致を認めた後もしばらくは党のHPに

拉致問題は右翼によるでっち上げという論文を掲載してたぐらいですから、

拉致は憲法に謳われる基本的人権が侵害されてる顕著な例なのですが、

憲法9条以外はどうでもいいんでしょうね。


武藤貴也・衆院議員、SEALDsを「自分中心、極端な利己的考え」と批判(THE Huffington Post 8月1日)

自民党の武藤貴也・衆院議員(36)は7月30日、大学生らでつくる
「自由と民主主義のための学生緊急行動」(SEALDs)についてTwitterで
「自分中心、極端な利己的考え」と批判した。SEALDsが
「戦争に行きたくないので反対」と主張することが利己的だという。

SEALDsは安全保障関連法案に反対するデモを毎週、国会前で開催している。
安倍政権が憲法解釈を変更し集団的自衛権の行使を容認したことや、
武器輸出政策の緩和などに疑問を持ち、「戦争法案を絶対に止める」と
デモへの参加を呼びかけており、なかには、
「私も戦争に行きたくないし、弟にも、子どもにも孫にも友だちにも
行ってほしくない」と話すメンバーもいる。

このSEALDsの活動に対して、武藤氏はTwitterで
「SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、
国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は
『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく」と指摘。
「利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、
非常に残念だ」と書き込んだ。


自民党武藤貴也議員「トンデモ発言」憲法3原則否定(日刊スポーツ 8月5日)

ツイッターで、学生団体による安保関連法案反対デモを「利己的個人主義」などと指摘した
自民党の武藤貴也衆院議員(36)は4日、発言内容を撤回しない考えを明言した。
一方、3年前のブログでは、日本国憲法の3原則を「日本の精神を破壊する」などと
「トンデモ発言」をしていたことが、参院特別委員会の質疑で判明した。
国会では、礒崎陽輔首相補佐官の「法的安定性」軽視発言が問題になったばかり。
自民党議員の言葉の「軽さ」は、相当深刻だ。

 武藤氏は4日、自民党本部で、学生団体のデモに対する自身のツイッターでの発信について
「撤回するつもりはない」と明言。
「法案が通っても戦争に行くことはないのに、扇動や間違った情報で若い人がだまされている」と主張した。

 武藤氏は日ごろからツイッターやブログで持論を発信。
この日の参院特別委員会では、別の日のブログの「問題発言」を、
民主党の小川勝也議員が指摘した。武藤氏は3年前の7月23日、
「憲法に破壊された日本人的価値観」と題した文章の中で、
日本国憲法が定めた3原則(国民主権、基本的人権の尊重、平和主義)について
「この3つとも、日本精神を破壊するものだ」と、記していた。

 「国会議員にも思想信条、発言の自由はあるが、少し逸脱している」。
そう指摘された安倍晋三首相は「3原則はしっかり堅持すると党でも決めている」と強調したが、
日本国憲法を激しく批判した内容だけに、問題は収まりそうにない。

 武藤氏は滋賀4区選出で、12年衆院選で初当選した2回生。
6月下旬、沖縄やメディアへの「圧力発言」が大問題になった、自民党若手議員の勉強会
「文化芸術懇話会」のメンバーだ。
安保関連法案が強行採決された衆院特別委員会の自民党委員も務める。

 谷垣禎一幹事長は3日に続き、4日の会見でも苦言を呈した。
党支持団体の日本遺族会を例に「党の中核を支えた人たちに
『戦争は2度としたくない』という思いがあることを、
保守主義者は忘れてはいけない」と指摘。
「私たちの先輩が何を考えてきたか。良き遺産は後世に引き継がなければならない」とも述べた。

 「法的安定性」を軽視する発言をした礒崎氏(参院議員)も武藤氏も、当選2回。
老舗政党の中で、経験の浅い議員から問題発言が続く現状を、
永田町のベテラン秘書は「自民党では、こういう時に注意できる重鎮議員が減った。
政治家が言っていいこと、悪いことのイロハも分からない議員はまだ出てくるのでは」と、危機感を示した。



安保法案に賛成する議員が次々に安保法案への議論に水を指し

反対派を勢いづかせるような発言を次々に繰り返していますが、

自民党は徴兵制を否定していますし、安保法案も戦争をしないための仕組みづくりなのですから、

武藤議員の発言は党の方針からかなり逸脱していますので、

党として処分を下していいと思うのですが。

しかも、謝罪や訂正する気もないし。

この議員って反ワクチンとか結構炎上系で有名な方ですが、

ネットで誰でも自由に発言できるようになって

SNSの到来でトンデモさんの書き込みは情報としての速報性に加え

拡散力もハンパなくなりましたよね。








名塚元哉 |←ホームページ