【オリコン】Perfume、DVD・BD通算首位数で女性歌手1位に (オリコン 3月18日)人気テクノポップユニット・PerfumeのライブDVD、Blu-ray Disc(以下BD)『Perfume 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」』(10日発売)が初週1.6万枚、3.1万枚をそれぞれ売り上げ、3/23付オリコン週間DVD、BDの両ランキングで総合1位に初登場。音楽DVDとBDの売上枚数を合算した「総合ミュージック映像ランキング」でも1位となり、映像ランキングの主要3部門を制した。 今作で「DVD通算首位獲得作品数」が通算9作となり、これまで8作で並んでいた宇多田ヒカル、倖田來未を抑えて女性アーティスト歴代1位に。また、「BD通算首位獲得作品数」も通算4作に伸ばし、3作で並んでいた安室奈美恵、水樹奈々、AKB48を抑えて同記録でも女性歴代1位となった。 さらに、「DVD、BD同時首位獲得作品数」も通算3作となり、安室と並んで女性歴代1位タイに。映像ランキングにおける“女性アーティスト記録”3冠に輝いた。 本作は、昨年8月〜9月にかけ、全国7都市14公演で約13万人を動員したアリーナツアー『Perfume 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」』の中から、メジャーデビュー10年目に突入した9月21日の東京・代々木第一体育館公演を映像化した。 SPEEDに憧れてアイドルを目指してSPEEDの記録を超えて、いつの間にやら安室奈美恵さんと並ぶ記録になるなんて感慨深いものがありますね。女性アーティスト記録塗り替えおめでとうございます。さて、昨日ご紹介したこのイベント。Perfume「SXSW 2015」パフォーマンスをYouTube生中継(ナタリー 3月17日)午後3時過ぎに始まり1曲のみの配信でしたが、いや〜ただただ驚きました。かっこよすぎて武者震いがしました。世界驚愕 Perfume、最新テクノロジーによるパフォーマンスで新曲披露(BARKS NEWS 3月18日)Perfumeが、アメリカ テキサス州オースティンで3月13 日から22日まで開催される世界最大級のイベントおよびカンファレンス<SXSW 2015>のステージに立ち、日本最新のテクノロジーととともに圧倒的なダンスパフォーマンスを披露した。SXSWミュージックの初日かつ、SXSWインタラクティブの最終日である3月17日のヘッドライナーとして出演したPerfume。そんな彼女たちの最先端のパフォーマンスを見ようと、会場には世界各国のクリエイティブな人々が集まった。 開演前からPerfumeコールが起こるなか、スクリーンにグラフィックが映し出され、<SXSW>のために用意された未発表楽曲「STORY」(SXSW-MIX)」で3人が登場。その斬新な演出に会場はまずどよめき、大歓声が起こった。その「STORY(SXSW-MIX)」では、特別に用意された半透明のスクリーンが巧みに演出に使われた。Perfumeの3人がスクリーンの前後に移動したり、スクリーン自体を自ら動かすなど、その動きに追従して投射される幻想的な映像の中でダンスパフォーマンスを行い、世界中の目の肥えた観客たちを大いに魅了。同曲は、先日3月11日に始動したばかりの新プロジェクト「Perfume Translyrics Project」で事前に歌詞だけが公開されていたが、そこで翻訳された歌詞が早速演出の映像の中で使われるという画期的なシーンも披露された。この日のPerfumeのライブの模様は、<JAPAN NIGHT>を主催するSXSW Asia Repが、YouTubeチャンネルにてライブストリーミングで世界にむけて配信され、中継映像の中では、ライブ中継の映像と3DのCG空間での映像を行き来する驚愕のシーンも。世界の最先端のテクノロジーが発表される祭典であり、世界最大の音楽祭でもある<SXSW>で、Perfumeは全く新しい次元のパフォーマンスを披露し、集まった現地ファンおよび生中継をとおして、世界中を圧巻させた。また、海外ライブにもすっかり慣れたメンバーはライブMCで、あ〜ちゃんは「Make some noise!」、のっちは「We’ll jump 4 times! Ready?」などと流暢な英語で話し、ライブ定番の「P.T.A.コーナー」でも海外ファンを楽しませていた。ライブ終演後は、会場が閉店になるにも関わらず、名残惜しいファンからのアンコールが鳴り止まなかった。こちらがそのステージの模様です。ステージはCDショップで行うインストアライブのような狭さでしたが、しかし、売れない頃にいろんな場所でインストアライブを経験し、畳2畳のスペースがあれば充分なパフォーマンスを発揮してきた3人だけあって、久しぶりにこの過酷な状況に逆に燃えているじゃないかと思いました。そして、パフォーマンスが始まってみるとビックリ!狭さを感じないどころか演出効果も相まってまるで宇宙空間!舞台には透過パネルが設置され、そのパネルに映像が写り、そのパネルを動かしながらのパフォーマンスに、さらに目まぐるしく動くカメラ映像に3Dのバーチャル空間のCG映像を重ねているといった感じです。曲と映像と最先端テクノロジーに生身の人間による歌声とダンスが合わさったまさにPerfumeは総合芸術なのだとまた実感したわけですが、この演出を生み出すのに、かなりの技術が必要となっていることが伺えます。YouTubeの生中継で観ていた私達にはとんでもないライブ映像になっていたのですが、現地で観ていた人にはどんな感じだったのか気になるところなんですけど、このSXSWはMusic, Film, and Interactive Festivalと銘打っている通り音楽とITのイベントなので、まさに、それにピッタリの演出だったと思います。そして、今回世界初披露された新曲「STORY」は、ダンスに過去の曲の振付を加えたりしていて、デビュー15周年メジャーデビュー10周年のメモリアルイヤーに相応しくPerfumeのこれまでを振り返るHISTORYであり、これからを紡いでいくSTORYなのだという意味を感じ取れました。ネットでも配信された「STORY」を含め会場では9曲のライブが行われていたので、Perfumeのファンは満足できたのではないでしょうか。「STORY」は次のアルバムに収録されること確実なので、SXSWと違ったどんなアレンジなのか興味深いところであり、来月発売のシングル「Relax In The City / Pick Me Up」に続きアルバムの発表も待ち遠しいものがあります。