<鳩山元首相>クリミア訪問検討 外務省、中止を強く要請(毎日新聞 3月6日)鳩山由紀夫元首相が来週にも、ロシアが一方的に編入したウクライナ南部・クリミア半島の訪問を検討していることが5日、分かった。外務省は「クリミアに対するロシアの主権を容認したと誤解されかねない」と強く中止を求めている。関係者によると、鳩山氏は5月に東京で開かれるロシア文化フェスティバルの日本側の組織委員長を務めており、準備のために来週モスクワを訪問。その後にクリミアへの渡航を計画している。 クリミア半島を巡っては、ロシアが昨年3月18日、一方的にウクライナからの独立と自国への編入を宣言。日本を含む主要7カ国(G7)は「国家間の合意なく領土の帰属変更を行うことは国際法上認められない」として承認していない。 訪問を予定する時期は、クリミア編入宣言から約1年に当たる。外務省は、同地域に対して「渡航延期勧告」を出していることも説明し、計画の見直しを求めている。鳩山元首相、クリミア半島訪問を検討 外務省は中止要請(朝日新聞 3月6日)鳩山由紀夫元首相が、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナのクリミア半島を来週にも訪問することを検討しており、外務省が渡航自粛を働きかけていることがわかった。 岸田文雄外相が6日の閣議後の記者会見で明らかにした。岸田氏は「クリミア併合は決して認められないとする政府の立場と相いれず、遺憾だ」と述べた。 外務省などによると、鳩山氏は5月に東京で開かれるロシア文化フェスティバルの組織委員長を務めており、その準備でモスクワを訪れる。その後、「クリミアの現状を見たい」などの理由で現地訪問を検討しているという。 外務省は5日に鳩山氏の渡航検討の情報を得て、鳩山氏側に渡航自粛を要請したという。クリミアに渡航するにはロシア側の査証が必要で、同省幹部は「発給を受ければクリミアをロシア領と認めたことになりかねない」と懸念している。総理大臣時代からそうだったように鳩山由紀夫は後先考えずに相手が喜ぶことを言いたがる傾向があり、クリミアへ訪問するとロシアが喜ぶ発言をして、大方の人の予想通りに悪い方向へ事態が進行して、日本政府や外務省が頭を抱えることになるのは確実ですから、シリア行きを計画して旅券返納命令を受けた自称フリーカメラマンのように外務省は元総理大臣だからという理由で遠慮せずにパスポート取り上げてでも止めるべきなんじゃないでしょうか。