今月11日に東日本大震災から4年目になりますが、震災当時に放射能デマを振りまいていた人達が大勢居て、その中には社会的影響力の大きいジャーナリストやタレントや大学教授などの文化人も居たわけですが、4年が経過し当初振りまいたデマのような恐ろしいことにはならなかったことで、放射能デマを広めていた人もそれに騙されて大騒ぎしていた人も今は過去の発言の正当化に必死なようで、謝罪や反省もなくあれこれ詭弁を並べて取り繕っているのが拝見できます。「私は当時、放射能恐怖症だった」なんてツイートしている大学教授もいますが、放射能恐怖症 (radiophobia) は認知バイアスのひとつ- Togetterまとめ 広島長崎の原爆やチェルノブイリの原発事故で放射能は怖いものだという印象があり、専門知識を持っている人のほうが少ないわけですから、震災当時はよく分からないので恐怖心の方が勝っていた人が多かったのは確かです。しかしながら、ここまでは危なくない・ここからは危ないというデータは長年の研究によって分かっているのですから、冷静になり勉強すれば理解できることです。当時から客観的なデータを明示し、ここまでの数値なら不必要に怖がらなくても良いと主張してきた専門家も多くいた中で、その専門家に対して「御用学者」や「原子力ムラ」と誹謗中傷し、物言えぬ空気を作ってきたのが、デマを書きまくった人やそのデマに騙されて煽られていた人達です。先ほど、紹介した教授はデマを含め福島への誹謗中傷を数多くしていた人物で、そんな人物が今さら「放射能恐怖症」だったからと言っても、過去の発言が相殺されるわけはありません。大学教授の肩書きがデマに真実味を持たせてしまい、返ってデマが拡散しそれによって社会的影響がどれほどあったか。【閲覧注意】早川由紀夫大先生の名言集(NAVERまとめ)早川由紀夫氏が「毒の入った米を作った農家は殺人者」というので、「風評被害で農家が死んだら、デマや誤解を流した人も殺人者ですか?」と聞いたらブロックされた件。- Togetterまとめ そんな人物が今頃になって反省も謝罪も無く自己を正当化する発言を次々にツイートしているわけですが、「何年かあと、わたしたち、あのとき馬鹿なことしちゃったわねと笑いあいたい」と語った人もいた。いまがそのときだと思う。— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) 2015, 2月 28 「あのとき馬鹿なことしちゃった」と笑って済まそうみたいなツイートしていますが、この「笑って済まそう」は虐めていた人が同窓会なんかで虐めていた相手と再会したときに虐めていた相手に向かって笑いながら「水に流そうや」と言っているのと同じです。デマによる風評被害や差別に苦しめられていた人にとっては、デマによって不幸にされ風評被害によって自殺者まで出ていたように職や命まで奪うことにまで繋がってしまっていたわけですから、いくら月日が経過しようが「笑って済ませられる」状況ではないわけで、デマによって苦しめられ傷ついた多くの人達がいることを微塵も想像もできず、デマで苦しめた側がこういうツイートをしている辺りに反省の色も謝罪の意思もなしということで本当に怒りを覚えますね。
「何年かあと、わたしたち、あのとき馬鹿なことしちゃったわねと笑いあいたい」と語った人もいた。いまがそのときだと思う。— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) 2015, 2月 28
「何年かあと、わたしたち、あのとき馬鹿なことしちゃったわねと笑いあいたい」と語った人もいた。いまがそのときだと思う。