<参院・代表質問>安倍首相、戦後レジームからの脱却を強調(毎日新聞 2月17日)(一部抜粋)共産党の志位和夫委員長は首相の靖国神社参拝について「少なくとも首相や閣僚による靖国参拝は行わないことをルールとして確立すべきだ」と提案。共産党が政権を取ったら思想信条の自由や言論に制限を設けそうで怖いですね。◆(表現のまわりで)「鼻血問題」への思い 「美味しんぼ」原作者・雁屋哲さん(朝日新聞 2月18日)昨春、週刊ビッグコミックスピリッツに掲載された漫画「美味しんぼ」は、東京電力福島第一原発を訪れた主人公が鼻血を出す描写などが厳しく批判された。『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)を2日に出版した原作者の雁屋哲さん(73)に、今の思いを聞いた。 一連の騒動から9カ月。雁屋さんは沈黙を守ってきた。鼻血描写の掲載後、スピリッツ編集部から自宅に連絡があった。「抗議の電話がなりやまない。業務ができず、休刊もあり得る」 雁屋さんがブログで反論するとさらに抗議が殺到したため、ブログの更新も停止した。「インターネットには信じがたい言葉で私を批判する言葉があふれましたが、福島の人を傷つけた、と言われたのはすごくショックでした」 問題とされたのは同誌の昨年4月28日と5月12日発売の号。福島第一原発の構内を取材した主人公らが原因不明の鼻血を出し、福島県双葉町の前町長が「福島では同じ症状の人が大勢いますよ」と語る場面や、前町長や福島大の教員が「福島はもう住めない」などと語る場面が描かれた。 ■表現などを修正 昨年末に発売された単行本第111巻では、主人公が鼻血を出す描写は残ったが、被曝(ひばく)との因果関係をめぐる表現など10カ所以上を修正した。「批判の矛先が取材の証言者にも向かったため、その人たちを守る必要がありました。取材した中から穏当な言葉を選び直し、誤解がないように解説を付けて発行しました」 雁屋さんは、福島第一原発取材後、経験のない疲労感に襲われ、鼻血が続いたという。チェルノブイリや福島県で鼻血を出した人たちの記録なども調べたと話す。「福島では、私以外にも原因不明の鼻血を出した人たちがいますが、議論すらされない」 ただ、鼻血については、多くの専門家が「被曝との因果関係は科学的に考えられない」と指摘する。 環境省も「被曝が原因で住民に鼻血が多発しているとは考えられない」と見解を発表。福島県が実施した県民健康調査の結果から、疲労感・鼻血などの症状が表れるほどの被曝をした人は確認されていないと説明した。 ■不安、率直に公言 雁屋さんは、安全性を検証するための疑問や言葉が封じ込まれ、原発事故後に福島で起きたことが忘れ去られてしまうのではないかと懸念している。 自身のブログには福島県民から「誰も言えないことを言ってくれた」「勇気がある」といった投稿が寄せられているという。だが、そうした声には、むしろ心が重くなる。「あきらめの風潮を感じます。なぜ、みんな、声をあげられないのでしょうか」 この問題では、安倍内閣の閣僚などからも、「根拠のない差別や偏見を助長する」「風評被害を招く」といった批判が続出した。雁屋さんは、住民が不安な気持ちを率直に公言できることが必要だという。 「福島は安全とする国への異論は、『風評』の一言で封じ込まれてしまう。批判することを許さず、何もなかったことにさせようとしているように感じます。大事なのは、議論すること。私の意見が間違っているというのなら、一緒に議論しましょうよ」 (大西元博) ◆キーワード <「美味しんぼ」> 1983年から連載が始まった人気グルメ漫画。新聞記者を主人公に、様々な食べ物や食文化を紹介するとともに、食や環境について問題提起をすることも多い。単行本は111巻が刊行され、累計発行部数は1億2千万部を超える去年にすでに議論が出しつくされて決着がついたことを蒸し返す朝日新聞。雁屋氏のデマの片棒を担いで一方的に載せているわけですから確信犯ですよ。そもそも議論する気もなく自分が作った自費出版社から一方的な自分の意見を載せただけの無責任な反論本を出したような人から議論しましょうと言われましてもねぇ。こちらのまとめには鼻血支持派・否定派の両論を併記しているわけですが、朝日新聞 大西元博記者が書いた雁屋哲氏の「鼻血問題」への思いに対する反応 (途中経過) - Togetterまとめ 鼻血支持派が科学的論理的に鼻血が出る理由を語れるわけもなく、ちゃんと論理立てた主張が出来ない人ほど表現の自由や思想に拘り、言論弾圧怖いや圧力が怖いといった印象でしかつぶやくしかないようで、その時点で放射能によって鼻血が出るという因果関係を示せてないわけですから、鼻血支持者の負けでしょう。