対「イスラム国」 資金源遮断を安保理決議 身代金拒絶を徹底(産経新聞 2月13日)人質事件、日本に恥かかせる目的 「イスラム国」(日経新聞 2月13日)過激派組織「イスラム国」の英字機関誌「ダビク」の最新号が12日、インターネット上で公開され、同組織による邦人人質事件について「傲慢な日本政府に恥をかかせるのが目的だった」との主張を展開した。 機関誌は巻頭の2ページを割いて事件を取り上げ、千葉市の湯川遥菜さん(42)と仙台市出身の後藤健二さん(47)とする写真も掲載。2億ドル(約235億円)の身代金要求について「(同組織は)金には困っておらず、日本政府が身代金を支払わないことは分かっていた」とした。 安倍晋三首相が2億ドルの人道支援を発表するまで日本は「標的として優先度は高くなかった」とし、支援表明を「軽率な約束」と非難。「日本人は今や戦闘員らの標的だ」と主張した。 さらに「平和」憲法がありながら日本はこれまでアフガニスタンやイラクの戦争で米国などを支持してきたと指摘。イラクで2004年に日本人旅行者の香田証生さんが、同組織の源流の一つ「イラク聖戦アルカイダ組織」に殺害された事件にも言及した。 また、ヨルダン政府を「無謀にもヨルダン軍パイロットの交換を交渉に含めようとして事態を複雑化させた」と批判。パイロット殺害は、米軍主導の空爆でイスラム教徒が死亡していることに対する「報復」とした。我が国とヨルダンに揺さぶりをかけたが、身代金も得られず死刑囚の奪還もできず、ヨルダン軍から空爆までされて、ISIL側は何一つ得るものがなかったから強がりを言っているだけに思うんですけど。もし要求通りに身代金を支払ったが人質は帰ってこなかったなら国際社会から非難殺到で恥をかいたことになりますが、政府は最初から要求には応じませんでしたし、政府の対応にしてもできることが限られてしまっているので、この事件によって支持率が下がるようなこともなく、はたして日本政府は恥をかいたんでしょうかね?むしろ、ISILがお金には困っていないので2億ドルなんて必要なかったと主張したことで、「要求通りに身代金を払え〜」とか言った山本太郎やテロに便乗して「解放には安倍が辞めるしかない」とか自分の願望をねじ込んだ主張をしていたサヨクのほうが恥をかいたのではないかと。そして、ISILは最初から殺すことを決めていたことを白状した以上、今後、ジャーナリストなりを誘拐してその国に何かを要求しても、相手にされなくなるんじゃないでしょうか。