日本版『ゴジラ』復活!12年ぶり完全新作映画が公開決定!(シネマトゥデイ 12月8日)怪獣映画の金字塔『ゴジラ』シリーズの東宝製作による新作が、2016年に全国公開されることが明らかになった。2004年の『ゴジラ FINAL WARS』をもってシリーズに終止符が打たれてから10年。その節目の年に公開されたハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』の世界的ヒットで高まったファンの声援に応える形で、日本を代表する伝説的シリーズが復活を遂げる。これまでプランは存在したものの、なかなか決定に至らなかったという『ゴジラ』の復活。しかし今年、63の国と地域で公開されたハリウッド版が、日本国内だけで32億円、全世界では570億円以上という驚異的な興行収入を記録。この大ヒットを受け、12年ぶりとなる東宝版『ゴジラ』の公開が決まった。 製作は2015年の夏から秋にかけて行われ、スタッフなどの人選は調整中とのこと。ハリウッド版とは関連がない、全く新しい『ゴジラ』映画になるという。 一度は終結したシリーズの復活に向けて東宝は、現在公開中の実写版『寄生獣』を例に挙げ、飛躍的な向上を見せた映像技術と日本が培ってきたノウハウの融合により、「ハリウッド版に負けない作品を作るときがきた」と自負。全世代を対象としたエンターテインメント大作として、「2016年の目玉作品」と期待を込める。 また東宝では、ハリウッド版のヒットによって世界中でファンのゴジラ熱が高まっていることを受け、映画に限らず広範囲にわたってゴジラ関連の戦略を討議・意思決定する機関「ゴジラ戦略会議(GODZILLA CONFERENCE)」(通称:Godzi-con ゴジコン)を発足。現時点のメンバー構成は東宝関係者が中心だが、必要に応じて入れ替えも検討しているといい、さまざまなクリエーターや企業と連携した新たな展開を模索していく。新宿に実物大ゴジラ出現!実寸大オブジェが歌舞伎町を見下ろす!(シネマトゥデイ 12月8日)東宝は8日、同社が生んだ日本を代表するスター怪獣ゴジラの頭部を再現した実寸大オブジェ「ゴジラヘッド」を新宿・歌舞伎町に建設することを発表した。旧コマ劇場跡地に来年4月から開業する「ホテルグレイスリー新宿」の8階テラス部分に設置され、日本の新たなランドマーク化を目指す。 1954年公開の初期『ゴジラ』と同じ、50メートルの高さに建設される予定の「ゴジラヘッド」(全長12メートル)。もし、新宿・歌舞伎町にゴジラが現れた場合、地上からはどのような見え方をするのかが再現されており、靖国通りから地上を見下ろす姿を眺めることができる。ヘッドが置かれる屋外テラスはホテルの休憩スペースになっており、間近でその姿を見ることも可能だ。 制作にあたっては、東宝版『ゴジラ』の中でも最大のヒットを記録したことにあやかり、1992年の『ゴジラVSモスラ』に登場したゴジラを参考に立体化。造形は、これまでシリーズの制作に携わってきた東宝映像美術が担当する。 日本政府観光局(JNTO)の発表する「JNTO 訪日外客訪問地調査」によると、外国人客の「都市・観光地別訪問率」において新宿は、34.8%で1位を記録(2位は銀座・有楽町で25.4%)。日本を訪れる外国人観光客の数が最も多いエリアということになる。ホテルグレイスリー新宿には、このオブジェを窓から一望できる「ゴジラビュールーム」、さらに『ゴジラ』の世界観を再現した「ゴジラルーム」が限定で用意されるといい、世界中の怪獣ファンにとって、聖地ともいえる場所になることは間違いなさそうだ。怪獣ファンが待ち望んだゴジラが日本制作でも復活することになりました。この復活が実現したのも今年公開され世界で大ヒットしたハリウッド版のレジェンダリー『GODZILLA』のおかげですね。もしレジェゴジが大コケしていたら日本での復活もかなり難しかったのではないかと思われます。14年ぶりに日本で制作されるゴジラはどんな感じになるんでしょうね。フルCGでも強烈なインパクトを残したレジェゴジを受けて、復活ゴジラもフルCGになるのでしょうか。ただ、ハリウッド違い日本の一桁ぐらい少ない制作費だとあそこまで迫力あるCG映像は作れないと思うので、60年前少ない制作費でも迫力ある映像を見せるために円谷英二氏が考案した着ぐるみとミニチュアによる特撮怪獣映画が絶滅しかかっている今、このゴジラでもう一度復活させてほしいと思います。もちろんCGも使って、着ぐるみ・ミニチュア・CGのイイとこ取りな新しいタイプの怪獣映画として日本にしかできない発想の映像でゴジラをスクリーンで大暴れさせてほしいと願っています。兎にも角にも今日の発表で怪獣や特撮ファンの間でゴジラ復活への期待と不安が交差しつつも心はワクワクしているこの状況が映画の完成まで続くというのは久しぶりなことなので嬉しいものですね。