テレビ東京系列やBSジャパンで絶賛放送中の『ウルトラマンギンガS』前シリーズのギンガからパワーアップしミニチュアを使った特撮シーンも気合が入った迫力の映像が毎週見られるわけで、ミニチュアを使った特撮もまだまだ頑張れるのだと感慨深いものがあるわけですが、先々週のガンQと先週のメトロン星人の話がネットでもかなり話題になっていましたね。メトロン星人は『ウルトラセブン』ではタバコに人を凶暴化させる物質を使い吸った人間を凶暴化させ殺しあうことで人間通しの信頼関係を崩し地球を侵略しようとしていました。『ウルトラマンマックス』に登場したメトロン星人は、40年間再侵略の機会を伺うものの長きに渡る潜伏生活の末に、環境破壊をしたり便利なツールで楽な生活を送り堕落して最低限の常識すらなくした人間は、すでに脳が萎縮して退化し「猿に近づきつつある」ので、こんな人間は、放っておいてもいずれ滅びるから「人類が自滅した後にまた来るよ。」とメトロン星人は故郷の星に帰っていきましたが、ギンガSに登場したメトロン星人はアイドルブームを利用し地球侵略を企てますが、「ミイラ取りがミイラなる」で自分がアイドルにハマってしまい地球侵略よりアイドルの応援に熱を入れるのでした。快傑ズバットのパロディやメトロン星人VSゾアムルチの夕焼けの町での戦いはムルチの話をオマージュして1カット長回しの撮影も見所です。今週の金曜日までの円谷プロ公式限定配信なのでご覧くださいませ。