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2014年07月25日(金) 10年の時を経て帰ってきた怪獣王!

本日から公開が始まったハリウッド版『GODZILLA』

10年ぶりに怪獣王ゴジラがスクリーンに帰ってきたわけですが、

早速、初日の初回(2D吹替え版)を観に行ってきました。



公開されたばかりなのでネタバレを避けるために詳しく書けませんが、

10年間待ったかいがありました。

素晴らしい怪獣映画でした。

1998年に公開されたゴジラとは似ても似つかない巨大な足の速いトカゲが出てくるだけの

エメリッヒ版『ゴジラ』のトラウマを払拭する

まさに生態系の頂点に君臨する怪獣王としてゴジラそのものが暴れまわります。

映画の設定も日本で製作された歴代ゴジラの設定をいくつか上手く取り入れており、

これまでのゴジラを観てきた人にもすんなり入って行けます。

ゴジラが好きでシリーズの面白さをよく分かっているギャレス監督だからこそ

誕生した正真正銘のゴジラです。

今回の『GODZILLA』にはもう一体の怪獣ムートーが登場するのですが、

このムートーが現れる設定もよく考えられていました。





怪獣は大きくて恐ろしいものとしてちゃんと映像からも伝わってきます。

怪獣同士のバトルも手に汗握ります!

ムートーの姿はクリーチャーのようでありますが、

地球に生息している生物である怪獣そのものでした。

これまでにYouTubeでトレーラーや予告映像で見てきましたが、

ある意味でこの予告を裏切ってしまう内容でもありました。

ラストもこの『GODZILLA』が大ヒットすれば続編が作られやすいような感じでした。

(世界的にヒットしているので、すでに続編が決まったそうですが。)

『GODZILLA』は日本で起こる原発事故も物語の中に出てくるのですが、

震災前から日本での原発事故によって怪獣が現れるという設定で話が進んでいたというので、

この偶然が恐ろしいほどに感じられます。

大津波で町がのみ込まれて行くシーンもありました。

ゴジラにしては珍しく直接的に大勢人が死んでいくことを描いています。

巨大な怪獣が突然現れたら自然災害と同じなのですから、

そりゃ人は死んで行くわけですが…。

人は大勢死んでいきますが、

全年齢対象なのでグロいシーンなどはありませんのでご安心ください。

10年ぶりにハリウッドで誕生した『GODZILLA』は、

ゴジラ愛がたっぷり詰まった

ゴジラのみならず怪獣映画好きが観て納得できる一級品の作品になっております。

ゴジラは日本生まれのスターなので日本でこそ大ヒットしてほしいものです。










名塚元哉 |←ホームページ