【ドラマ24】アオイホノオ: 番組情報 : テレビ東京コミックナタリー・TVドラマ「アオイホノオ」特集 原作者・島本和彦、撮影現場を完全レポート!! 7月18日からテレビ東京系で放送がスタートした島本和彦先生原作のマンガを実写ドラマ化した『アオイホノオ』テレビ大阪では3日遅れて21日(正確には日付変わって22日)から放送がスタートしました。すでにテレ東でドラマを見た人の感想をTwitterで見ていたのですが、恐ろしいほどに原作を知らない人まで評価しまくるという大絶賛の良い感想しか流れてこないので驚いていたのですが、マンガのドラマ化はアニメと違って微妙になるか、もしくは大失敗になるのが世の常だったので、(島本先生も『アオイホノオ』の中にそう描いていたし。)面白いと思えなかった人は感想すら呟いていないのではないかと評判の高さに疑心暗鬼していたのですが、いざ第1話を見て、そんな疑念も吹っ飛びました。私が島本和彦先生の漫画の大ファンだということを差しひいき目に見ても、とてつもなく完成度が高く面白いのです!!!!ドラマの面白さはモチロンのこと、柳楽優弥さん演じる焰 燃(ホノオ モユル)が島本和彦先生のラジオや動画を見て研究したのかと思ったほどに話し方と動きの無駄に暑苦しいテンションが、そのまんま島本先生の生き写しだったのです!(正確には主人公は島本先生ではなく「焔 燃」だけど)これは島本先生をよく知ってる人なら賛同してくれるのではないでしょうか。もうね、途中から柳楽さんじゃなく島本先生が演じている感覚で観ていましたよ。1話を3回連続で視聴しじっくり堪能して面白いのはなぜだ!と考えたのですが、原作であるマンガの良さを充分に引き出している脚本と、その脚本を潰すことなく映像にした監督は無論として、原作の絵とマッチしている絶妙なキャスティングの成功にもあるのではないでしょうか。この作品は大阪芸大時代の島本先生の回想録で、学友だった庵野秀明氏など現在アニメ界など、エンタメ界の第一線で大活躍する実在の人物が多数登場するのですが、マンガの絵では実在の人物に似てもないのですが、ドラマでは実在の人物よりマンガに描かれたキャラクターにマッチするようにキャスティングされているのです。このキャスティングはテレ東だからこそできたのかもしれません。フジなどの他局なら視聴率優先で原作とはちっとも似てないジャニーズ系も含めちょっとカッコいい人気者ばかりを揃えてしまったことでしょう。テレビ東京系列だと見られる地域が限られてしまうとはいえ、このドラマがテレビ東京で作られて良かったと思いました。マンガの実写ドラマ化は大概失敗に終わっているようですが、この『アオイホノオ』は成功すると言いきっていいでしょう。マンガで続きを知っているとはいえ、ドラマの続きが早く見たくて仕方がありません。『アオイホノオ』はBlu-rayが出たら買うことをもう心に決めています!あれだけハマった『あまちゃん』もまだ買っていないというのに(笑)