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2014年07月16日(水) 民主主義の根幹を揺るがす事件なのに静かなのはなぜ?

参議院選挙で得票減らす 開票担当者起訴(NHKニュース 7月15日)

去年7月に行われた参議院選挙比例代表の高松市での開票作業を巡る事件で、
高松地方検察庁は、当時の開票担当者3人が白紙の票を水増しするとともに、
本来、集計すべきだった有効投票を集計せず、自民党の衛藤晟一参議院議員の票を
312票減らしたとして、公職選挙法違反の罪で起訴しました。
また、選挙の翌月、衛藤議員の票を無効票に混ぜるなどの
隠蔽工作をしたとして別の3人を在宅のまま起訴しました。

起訴されたのは、いずれも開票作業を担当していた、
当時の高松市の選挙管理委員会事務局長の山地利文被告(59)と、
当時の市の財政局職員、大嶋康民被告(60)、それに、市の消防局次長の山下光被告(56)の3人で、
このほか、市の選挙管理委員会の担当者3人が在宅のまま起訴されました。
検察の調べによりますと、山地元事務局長ら3人は、
去年7月に行われた参議院選挙比例代表の高松市での開票作業で、
白票の数を実際より329票水増しするとともに本来、集計すべきだった有効投票を集計せず、
段ボール箱にこん包して、自民党の衛藤晟一参議院議員の票を312票減らしたとして、
公職選挙法の投票増減の罪に問われています。
また、在宅起訴された3人は山地元事務局長と共謀し、選挙翌月の8月に、
有効票が保管されている段ボール箱を不正に開け、中から衛藤議員の票、
185票を取りだし、無効票の箱に入れたほか、
9月には、山地元事務局長らが箱から無効票327票を取り出して
廃棄するなどの隠蔽工作をしたとして、封印破棄の罪に問われています。
これまでの調べによりますと、山地元事務局長らは、
当初、投票総数が300票余り足りないと誤って認識し、つじつまを合わせるため、
一度集計を終えた白紙の票をもう一度集計させて白票の水増しをしたということですが、
その後、未集計だった衛藤議員の有効投票の束を見つけたのに集計せず、
こん包したということです。
検察は、6人の認否について明らかにしていませんが、
関係者によりますと、このうち1人は不正な行為を認めているということです。

衛藤氏「国民の意思無視され残念」
衛藤総理大臣補佐官は、総理大臣官邸で記者団に対し、
「信じられないし、びっくりした。選挙は民主主義の基本であり、
票が分からなくなったのは国民1人1人の意思が無視されたということで、残念だ。
こういう形で少しずつ解明されており、何とか真実が明らかになるようお願いしたい。
また、選挙に対する信頼を回復しないといけない」と述べました。

支援者「怒り心頭」

衛藤晟一議員の支援者で、去年、票の再確認を高松市選挙管理委員会に求めていた
高松市に住む亀山巧さんは「このような事態は前代未聞であきれてしまいました。
衛藤さんに投票した自分たちの一票を軽んじられ、怒り心頭です。
被告らには、なぜこのようなことをしたのか、裁判で正直に話してほしい」と話していました。
大西市長「衝撃だし、反省したい」高松市選挙管理委員会の職員や
開票担当者などが起訴されたことについて、高松市の大西秀人市長は、
「不正を未然に防止する立場の職員がこのようなことになったのは衝撃だし、反省したい。
職員の意識改革について、抜本的な対策を検討していかなければならない」と述べました。
高松市選挙管理委員会は午後6時から記者会見し、
職員と元職員が起訴されたことについて、
「選挙事務の信頼を大きく失墜させ、市民の皆さんに深くおわび申し上げます」と謝罪しました。
そのうえで、「非常に驚いているが、選挙事務局の職員としてあるべき姿ではなく、
あってはならないことをしたと受け止めている」と述べました。


組織ぐるみで行われた不正選挙なのですが、

選挙が行われ自分の思い通りにならない結果になると、

必ず「不正選挙が行われた」や「民主主義が死んだ」と言っている人達が、

本当に不正選挙が行われて民主主義の根幹を揺るがす危機にもかかわらず、

このニュースを無視しているのはどうしてなんでしょうかね。

選挙に厳しい目を向けているマスメディアも静かなもんですよ。

もし、これが自民党議員に有利に行われた不正だったら、

今頃、沈黙している人達は大騒ぎしているんでしょうね(笑)


東京・中野区議:ツイッター暴言で引責辞職(毎日新聞 7月15日)

ツイッターで「死ね」などと書き込んだとして東京都中野区の
金子洋(ひろみ)区議(52)=共産=が15日までに引責辞職したことが分かった。

 金子氏によると、6日午後10時ごろ、
ツイッターでやりとりしていた未成年を自称する相手が
「集団的自衛権容認で“ひきこもりニート”が戦場に送られればいい」
との趣旨の発言をしたことから議論となり
「おまえこそ人間の屑(くず)だ。死ね!」と書き込んだ。
他の同党員から「不適切な発言だ」と指摘され、
約2時間後に削除したが、やりとりを撮影した画像がネット上に拡散した。

 金子氏は取材に対し「どのような相手であろうと言葉の暴力は許されない。
発言を撤回し、責任を取って辞職した」と述べた。辞職願は14日提出し、
即日受理されたという。

 金子氏は会社員や党地区くらし相談室長などを経て2011年の区議選で初当選した。


議論していた相手の言い分もおかしいし、

それに腹を立てたことによるものなのは分かったけど、

「死ね」はダメだよね。

ただ、どのような相手でも言葉の暴力は許されないと辞職したのは清いと思います。

そういや、同じようにTwitterで

有権者をゴキブリ呼ばわりした民主党の有田芳生議員には

民主党も注意しないんでしょうか。

有田ヨシフとその弟、有権者をゴキブリと呼ぶ(togetterまとめ)


反ヘイト名乗る「男組」幹部ら8人逮捕 右派系男性への暴行容疑(産経新聞 7月16日)

大阪市内で昨年10月に行われた韓国人の排除を掲げるデモをめぐり、
参加しようとした男性を集団で取り囲み暴行を加えたとして、
大阪府警警備部などは16日、暴力行為処罰法違反容疑で、
反レイシズム(人種差別主義)をうたう市民グループ「男組」の組長、
添田充啓(あつひろ)容疑者(41)=川崎市多摩区=と、
同組元本部長の木本拓史容疑者(43)=同=らメンバー8人を逮捕した。

ネトウヨに執拗な…暴行動画「活動履歴」

 街頭で民族差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)をめぐっては、
デモを主催する各地の右派系市民団体と反対派による対立が激化している。

 府警によると、男組はホームページ(HP)上で「反レイシズム戦線・武闘派」を自称。
右派系との対決姿勢を前面に打ち出し、各地のデモで対立行動を取っていた。

 逮捕容疑は昨年10月26日午後、大阪市内のデモに参加しようとした
右派系団体関係者の男性(47)を集団で取り囲み、
「てめえ許さねえぞ」「お前がヘイトなんじゃ」などと脅したうえ、
体を押すなどの暴行を加えたとしている。

 男組側はこの様子を撮影した動画をインターネットに掲載し
「レイシストを急襲した」とHPの活動履歴で紹介していた。


恥ずかしげもなく差別デモやっているアホもどうかと思いますが、

> 男組側はこの様子を撮影した動画をインターネットに掲載し
>「レイシストを急襲した」とHPの活動履歴で紹介していた。

わざわざ証拠となる映像をニコニコ動画に投稿していたこいつらもアホですよ。








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