山本太郎参院議員、陛下に手紙手渡しか 秋の園遊会(産経新聞 10月31日)31日午後2時半ごろ、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれていた秋の園遊会に出席していた山本太郎参院議員が、天皇陛下に直接、手紙のようなものを手渡した。内容は不明。「原発労働者の現状伝えたかった」=陛下への手紙で山本太郎参院議員(時事通信 10月31日)山本太郎参院議員は31日に行われた秋の園遊会で天皇陛下に手紙を渡したことについて、同日記者会見し、「原発労働者などの現状を陛下に伝えたかった」と述べた。山本太郎「何が政治利用ですか?」 会見で陛下への手紙は「被曝問題」と明かす(j-castニュース 10月31日)秋の園遊会で天皇陛下に直接手紙を渡した山本太郎参院議員は2013年10月31日午後5時から会見を開き、手紙を渡した真意について「現状を知ってほしかった」と述べた。 取材陣からは「陛下の政治利用ではないか」などと繰り返し質問が飛んだが、「手紙を書くことの何が政治利用ですか?」と返すなど、こうした見方を重ねて否定した。「もちろん陛下は聡明な方なのでご存知と思うが…」 手紙の内容については詳しく明かさなかったものの、一枚紙に筆で自らしたためたものだといい、福島原発事故以後の「子どもなどの被曝問題」「収束作業に携わる労働者の被曝・搾取問題」について前日に記したものだという。山本議員は手紙を手渡す際に、「子どもたちの未来が危ないんです。健康問題も出ています。また労働者も、酷い労働環境の中働かされています。この手紙に実情がありますので読んでください」などと述べたという。陛下は無言でこれを受け取った。 園遊会でこうした手紙を渡すことは「失礼に当たるかもしれない」との認識はあったというが、「もちろん陛下は聡明な方なので現状をご存知とは思うが、この国に生きるものの一人、政治家である以前に人間としてこの国がどうなっていくかを憂い、陛下に対し真意を伝えたいという思いがあふれてしまった」「(被曝問題は)立場、身分を超越して、この国に生きるもの、この星に生きるもの、生命体の1つとして向き合わなければいけない問題だと思う。だから僕自身がお伝えできることはお伝えした」などと熱弁をふるった。政治的パフォーマンスでは、との質問などについては全面否定、「どうレッテルを貼っていただいても結構」だが、上記のような内容が自らの真意だと強調した。なお、ネット上では明治時代の社会運動家・田中正造になぞらえる声もあるが、これについては「特に意識しなかった」と述べた。美智子皇后陛下が明らかに陛下の手を引っ張っていますよね。過激派の支援を受けている政治家が陛下に近づいて何かをしようとする、これだけで危険なわけですが、国会議員が陛下を政治利用しようとしてどうするのでしょうか。そもそも太平洋戦争の時に旧日本軍が天皇の権威と権力を利用し、戦争をエスカレートさせた反省から、天皇陛下を国家権力から切り離し国民主権として象徴天皇とし、天皇陛下は政治と独立しているので政治利用は無理な話です。自身の職責や日本国憲法の国民主権と民主主義をまったく理解していないで国会議員になるから、こういう愚かな行為に走ってしまう。ヘタをすれば右翼から命を狙われかねない行為でもあり山本太郎自身にも危険な行為です。それに陛下ご自身も山本太郎なんぞに言われなくても原発作業員の現状などは重々理解して心も痛めていらっしゃることでしょう。この行為のどこが大問題か分かっていないアホな支持者からは、天皇陛下に直訴した鉱毒被害直訴の田中正造氏の名前が上がっていますが、田中氏の時代は明治時代で天皇が国家元首で最高権力者で今の象徴天皇とは違いますし、さらに付け加えれば田中氏が直訴したのは国会議員を辞めてからなんですよね。だから今回の山本太郎のやらかしと覚悟も意味も雲泥の差で違うわけです。山本太郎もそうですが鳩山由紀夫や小沢一郎が官邸前で反原発デモをしていたこともありましたが、くだらないパフォーマンスをして目立つのは簡単ですが、立法機関たる国会の議員なら自分の仕事で脱原発を進めなさいよって思いますね。手紙の内容は一部のみしか明かされていませんが、山本太郎は秘密保護法に反対しているのですから、手紙の内容を秘密にせず公に公開するべきだと思いますけど、政治責任を負えず陛下を利用しようとするのなら、議員としての責任を果たそうとしていないわけですから議員辞職するべきではないでしょうか。山本太郎も支援者も支持者も何が悪いのかちっとも理解できていないので、与野党で議員辞職勧告決議をするべきです。そして今回の山本太郎の不遜な行為を田中正造氏に重ねて絶賛している護憲派のジャーナリストや一般人のことは記録と記憶をしておいたほうがいいのですね。今後、この人達が護憲を掲げても都合のいいものでしかないのですから。