<消費増税>首相「経済再生と財政健全化は両立」…記者会見(毎日新聞 10月1日)民主党政権で増税は既定路線となって進み三党合意で決まっていたことですし、遅かれ早かれ増税は避けられないけれど、やっと景気が少し上向きつつあるとはいえ、まだまだ景気回復を実感できていない人も多いし、ちょっと早すぎたんじゃないかなぁという印象です。また、これは何度も言ってきたことですが、一律に課税はどうにかならないんでしょうかね。一律8%にせず欧米のように食品・日用品・医薬品のような生活必需品の税率を軽くするという品目別消費税がなぜできないのでしょうか。線引きが難しいとかシステム作りが難しいと言われていますが、他の国ではできて、なぜ我が国ではできないのか疑問に感じます。また、8%そして2年後には10%になると決まっていますが、8%で経済が失速したら10%に上げられるのでしょうか。増税が決まったのだから、上がりつつある景気を冷えこませないように、与党はこれまで以上に集中して経済政策に取り組まなければいけなくなりましたが、増税を煽ったマスメディアは明日から増税が決まったことを「なぜ、このタイミングで?」とか「今上げる時期じゃなかった」とか「所得の低い人はどうするのだ」と批判するのでしょうか?増税に賛成し増税しろの大合唱だったのだから褒め称えないといけませんよねぇ。今後の景気対策の足を引っ張らないように、後ろ向きな報道は控えてほしいものですね。景気は気分なのですから。