BS07:30〜の早あま、NHK08:00〜の本あま、お昼の再放送の昼あま1日3回見ていたほどに楽しんだ『あまちゃん』が今日最終回を迎えました。最初は何の知識もなく朝のニュースを見ていた流れで第1話を見た時のですが、\( ‘ j ’ )/じぇ\( ‘ jj ’ )/じぇじぇ\(‘ jjj ’)/じぇじぇじぇこの顔文字3つが出てきて私の心は鷲掴みされてしまいました(笑)これは確実に絶対に面白い作品に違いないと確信、そのまま見ることを決めたのですが、期待を裏切りませんでした。期待以上でした。ストーリーの面白さは当然ですが、伏線が回を追うごとに点と線が繋がっていく過程、そして随所にちりばめた小ネタの数々もあり映像とセリフすべてが楽しいし、主人公の天野アキちゃんもそうですが、脇役の1人ひとりが丁寧に丁寧に魅力的に描かれており、すべての脇役達まで愛おしいと感じさせる良質なドラマでした。『あまちゃん』が終わった事で寂しさから鬱症状を発症する「あまロス」なんて言葉も生まれて懸念されていて、最終回が近づくにつれ寂しさが増していったのですが、いざ最終回が終わると寂しいのに寂しく感じさせず、むしろ不思議なほど心爽やかな余韻に浸れたのは、物語は復興と共にまだまだ続いていく、未来や希望を感じさせる終わり方だったからではないでしょうか。劇中のキーポイントとなる歌「潮騒のメモリー」もとてもよく考えられた歌でしたね。あまちゃんチーフ演出・井上剛インタビューより一部抜粋。http://www1.nhk.or.jp/amachan/special/0928_3.html#/page/1『来てよその“火”を飛び越えて』というのは、多分『来てよその“日(3.11)”を飛び越えて』。「また東北に来てね」ということだと思います。ほかにも『三途の川のマーメイド』というおかしな歌詞も『三代前からマーメイド』とストーリーに沿って歌詞を変えるシーンがあったりして、最後の事まで考えて作詞をしていたのならクドカンさんスゴイですよね。本当に素晴らしいドラマでした。『あまちゃん』に出会えたことを感謝します。そして、最近は「テレビ離れ」や「ドラマは録画して見るから視聴率が取れない」なんて言われますが、平均視聴率30%以上で最終回は45%を越えた『半沢直樹』もそうですが、面白い作品ならば、それを見た人が自然と友達やネットで話したくなるし、面白く中mの腐れる作品なら、リアルタイムで見ながらネットで実況して楽しむ人も増えるので、口コミの力も含め見る人が増えて相乗効果で視聴率も上がっていくわけで、「テレビ離れ」や「ドラマは録画して見るから視聴率が取れない」は面白いものを作れなかった人の言い訳だっただけでしたね。