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2013年08月31日(土) パシフィック・リムは日本人のための映画だ!

公開前から、ずっと観たかったのですが、

連日の猛暑で身の危険を感じて劇場まで行くのを躊躇っていたのですが、

少し過ごしやすい気候になったので『パシフィック・リム』をやっと観てきました。

久々の劇場のスクリーンで観る怪獣映画ですよ!

ギレルモ監督が日本の円谷作品やロボットアニメが大好きな人なので、

怪獣特撮やロボットアニメオタクの心をくすぐる内容と映像の数々に

怪獣映画大好きな1人の人間として思う存分に楽しめすぎて、

映画終了後に心の中で「ありがとうギレルモ監督!」と拍手喝采しました。

冒頭の夜の荒れる海に漂う漁船、

船員の1人が「巨大な島が近づいてくる!」のセリフとともに、

漁船の前に巨大な怪獣が咆哮とともに登場するシーンは

まさしくゴジラ!

全編にゴジラなど特撮そしてロボットアニメのオマージュが散りばめられて

それだけで感涙の鳥肌ものです。

手に汗握る約2時間!私もそうだったように映画が終わるとお客さん皆が手に汗を握っていた!

まさに一試合完全燃焼!といったところでしょうか。

そして映画が終わり興奮と同時に、

怪獣映画と言えば日本のお家芸なのに、

パシフィック・リムにしてやられた!!と悔しさえ感じました。

2014年にハリウッドでゴジラが復活しますが、

日本でも子供から大人まで楽しめる迫力のある怪獣映画の復活を!!と願わずにいられません。

ちょっとだけの登場ですが芦田愛菜ちゃんの演技が凄かった!

怪獣に追いかけられて泣きながら逃げるだけの演技なのに、

あの恐怖に震え泣き叫ぶ演技は、

これまでの怪獣映画に出演した子役では見たことが無いほどの熱演。

末恐ろしい子役です。

映画の最後に「レイ・ハリーハウゼンと本多 猪四郎に捧げる」のメッセージにも感動しました。

怪獣映画の両巨頭です。

しかし、なんで円谷英二は居ないのだ?と思いましたが(笑)

洋画なんてビデオの頃もDVDになっても生まれてこの方一回も買った事がないのですが、

パシフィック・リムはBlu-rayが出たら買います!








名塚元哉 |←ホームページ