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2013年08月27日(火) イプシロンはスゴイな〜。

「はだしのゲン」閲覧制限要請を撤回 松江市教委「手続き不備」(産経新聞 8月27日)

松江市教委が市内の小中学校に漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を求めたことをめぐり、
市教委は26日、臨時の教育委員会会議を開き、
暴力描写や歴史認識について内容に踏み込む突っ込んだ議論は避け、
「手続きの不備がある」として制限要請の撤回を決めた。

 市教委は昨年12月、事務局の判断だけで校長会で制限を求めたが、
今月に問題が報じられて以降、教育委員に説明せずに決定した過程に批判が相次いだ。
このため今月22日、教育委員に報告した上で改めて協議、結論を先送りしていた。

 この日は委員5人全員が出席。事務局が経緯などを説明した後、
協議に入り、暴力描写や歴史認識については「過激な描写はあるが
物語全体に影響することではない」
「歴史認識は制限の理由ではなく、改めて問題にする必要はない」などの意見が出て、
突っ込んだ議論はされなかった。
一方、制限要請に至った過程を問題視する声は相次ぎ、
制限要請を撤回して各学校の判断にゆだねる形で決着した。

 作品をめぐっては昨年8月、市民が君が代批判などの内容が
「子供たちに誤った歴史認識を植え付ける」と市議会に学校図書館からの撤去を陳情した。
議会は同12月に「図書館に置くか置かないかの判断に議会が立ち入るべきでない」と
不採択とする一方、旧日本軍が首を切るなどの史実かどうか不明な場面を一部の議員が問題視。
「市教委の判断で適切に処置すべきだ」と指摘したため、
市教委が当時の教育長ら幹部5人で協議、教育的配慮が必要だとして
閲覧制限の要請を決めていた。


この騒動って、けっきょく左翼側を図に乗らしただけでしたね。

過激な表現が云々よりも4巻以降の共産党と日教組で連載されていた部分が

翻訳されて世界で発売されていることの方が、

日本にあらぬ誤解を与えかねないので危惧しますね。


<イプシロン>打ち上げ延期 19秒前に異常感知(毎日新聞 8月27日)

新型固体燃料ロケット「イプシロン」は27日午後1時45分、
鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる予定だったが、
カウントダウン終了直前に異常を感知し、点火せず、打ち上げは延期された。
異常の感知は打ち上げ19秒前だった。何らかの不具合が生じたとみられ、
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が原因を調べている。

 イプシロンは当初、8月22日の打ち上げを予定していたが、
同月8日になってロケットの点検を行う装置で配線ミスが見つかり、
27日に打ち上げを延期していた。

 JAXAによると、イプシロンは、06年に運用を終えた固体燃料ロケット「M5」の後継機。
全長はM5より約7メートル短い24.4メートルで、重さも3分の2程度の91トン。
3段式ロケットで、1段目には液体燃料ロケット「H2A」の補助ブースターの技術を使い、
2、3段目にはM5ロケットを改良するなど、
これまで確立した技術を継承し開発コストを抑えた。

 機体に搭載した人工知能がロケット自身を点検するセルフチェック機能を
初めて備えたことで打ち上げ準備を簡略化した。
発射台に据え付けてから約1カ月半かかっていた準備期間を約1週間に短縮し、
打ち上げ時にはパソコン2台で対応する「モバイル管制」を導入した。

 打ち上げ費はM5の半分相当の約38億円。
1号機であるため特別に必要だった検査や試験などの経費を加えると53億円という。

 今回、搭載したのは太陽系の惑星を専門に観測する小型人工衛星「スプリントA」。
打ち上げの約1時間後、高度約1150キロで切り離す予定だった。


今日の打ち上げは中止になってしまいましたが、

AI(人工知能)が「あれ?管制ルームの誰も気づいてないけど、なんかここら辺が調子悪くね?

このまま発射すると開発に携わった関係各位に多大なご迷惑がかかるんじゃないの」

と自己判断し自らで中止にしたっていうのがスゴイなと思うわけです。

「急いては事を仕損じる」これで計画の中止ではないのですから、

原因を究明して万全の状態で打ち上げられる日を心待ちにしましょう。










名塚元哉 |←ホームページ