高市発言「撤回で済まぬ」=細野民主幹事長(時事通信 6月20日)民主党の細野豪志幹事長は20日午後、自民党の高市早苗政調会長が「原発事故で死亡者が出ている状況ではない」とした発言を撤回したことについて、「謝罪、撤回で済む問題ではない。高市氏がそう考えていたのは文面を見れば明らかで、復興やエネルギー政策に関与するのは適切ではない」と述べ、改めて辞任を促した。衆院議員会館で記者団の質問に答えた。 共産党の志位和夫委員長も同日の記者会見で、「高市氏は政権党の政策責任者として適格性を欠く。そのまま続けさせると、安倍晋三首相(自民党総裁)の責任は重くなる。自民党全体の責任となる」と語った。原発事故による放射能での死者はゼロと言いたかったと思いますが、高市氏の発言は言葉足らずだったと思いますし、原発事故を軽んじて捉えているように私は感じました。しかし、震災による原発事故が起きたのは民主党政権時代であって、その不手際によって避難が出来ず亡くなってしまた方、避難中にお亡くなりになった方、風評被害対策の遅れによって自殺された農家の方、 その方々に対して民主党としてどのような責任を感じているのでしょうか。揚げ足取りより自発的に民主党がやるべきこともあると思います。そして、高市氏の発言を批判する民主党ですが、その民主党は政権時代に同じように「原発による死者はゼロ」発言を日本代表の立場としてWHOの会合で表明していたのですが、原発対応、日本政府へ批判相次ぐ WHO会合 (日経新聞 2011年5月18日)世界保健機関(WHO)は17日、年次総会の特別会合として福島第1原子力発電所の事故に伴う健康被害に関する説明会を開いた。日本代表として出席した大塚耕平厚生労働副大臣は「事故による死者はゼロ」と訴えたが、各国・機関の担当者からは情報の不足や長期的な健康被害に懸念が相次いだ。これに関しては撤回されないのでしょうか。そして、高市氏の発言を批判しているメディアは、当時、この発言を同じように批判していたのでしょうか。◆細野氏、ネット番組で激怒 支持低迷に「訳が分からない!」(産経新聞 6月19日)支持を失った原因がまだ理解できないようでは、死ぬまで分からないんでしょうね。