橋下氏「韓国軍だって女性利用」 維新パーティーで持論(朝日新聞 5月21日)日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は20日夜、堺市内での大阪維新の会のパーティーであいさつし、戦時中の旧日本軍慰安婦問題に関連して「日本も悪かった。戦場の性の問題として女性を利用していたのは間違いない。その代わりアメリカだってイギリスだってドイツだってフランスだって、もっと言えば第2次世界大戦後のベトナムでは韓国軍だって、みんな戦場の性の問題として女性を利用していたんじゃないんですか」「日本も悪かったけど、あなたがた、過去を直視しなさいよと言うのが日本の政治家だと思っている」と持論を展開した。いわゆる従軍慰安婦については強制的に連行してという事実無根について、誤解を解くよう行動するのであれば各国の理解を得ないといけないのですから、アメリカだってドイツだってフランスだって、と他の国もやってたじゃないかという発言では、例えそれが事実であっても逆に反発を招くだけということが、橋下氏は、まだちっとも分かっていません。それに、韓国がベトナム戦争でやっていたのは買春じゃなくてレイプです。ベトナム人女性をレイプし最悪の場合は殺害もしていました。 ベトナムには、この戦争によるレイプで生まれたライダイハンという韓国人との混血児が問題になったことがあります。韓国はこのことに関してベトナムに謝罪も賠償もしていません。これで、よく慰安婦は女性の人権問題などと言えるもんだと思いますが、韓国に対して指摘するなら正確に言ってほしいものです。橋下氏は結局「韓国も日本も同じ」というところまでは言っていますが、ベトナムで韓国軍も慰安所を作っていたことは言っても、レイプや虐殺という韓国の悪い所は一言も触れていません。 日韓基本条約を無視して「自分らの世代も受け入れるべき」なんて言ってるし、橋下氏が言い続けていることは、結局「日本が悪い」だけになってしまうように感じています。