財政規律に配慮=自公評価―民主「粉飾予算」と批判(時事通信 1月29日)政府が閣議決定した2013年度予算案について、自民党の石破茂幹事長は29日の記者会見で、「景気回復、経済成長、財政規律に配慮しながら組まれた予算だ」と評価した。税収が新規国債発行額を上回ったことに関しても「今までの異常な状態を脱し、 責任を持った経済財政運営の姿を示したと言える」と述べ、財政規律に配慮したとの見方を示した。 自民党内の一部には、予算編成への党の関与が不十分だったとの不満がある。これに関して石破氏は「丁寧なプロセス(を踏む)には時間が足りなかった。(14年度予算の編成では)党の意向が十分反映されるよう配慮したい」と述べた。 公明党の石井啓一政調会長は、衆院議員会館で記者団に「経済再生と財政健全化への配慮を充実しなければならないが、 その第一歩としてバランスの取れた予算になった」と強調した。 一方、民主党の細野豪志幹事長は都内で記者団に「本予算とすべき相当部分を(12年度)補正予算案に付けて、 (国債発行額を)44兆円以下としている。かなり粉飾に近い」と厳しく批判。「財政規律を守っているという表現は実質的に全く当たらない。 厳しく質問していかなければならない」と国会審議でただす考えを示した。 昨日、テレビで久しぶりに細野氏を見たけど、野党に転落して気が抜けたのか気が楽になったのか、原発担当大臣だった頃に比べてふぬけた顔になっていて驚いたよ。でも、批判できるようになって水を得た魚みたいでもあったけど。財源に関して批判してるけれども、そもそも09年まで30兆円前後の予算で推移していたのを10年度から45兆円前後まで引き上げたのは民主党。しかも税収を予算が超過した状態で続けていたわけで、今回のも元は民主党が作り上げた予算です。なんとか短期間で税収以下の予算に組み直しただけで、ベースは民主党が作った予算ということを理解してから批判しなきゃ。