「中日関係改善には鳩山氏のような姿勢が必要」=中国報道(XINHUA.JP 1月18日)【新華網】 京華時報はこのほど、鳩山由紀夫元首相の訪中に関して、「鳩山氏の姿勢は日本政界の理性的な一面を反映しているが、安倍政権の姿勢は理性に欠けた一面を反映している。冷え込んだ中日関係を改善させるには、鳩山氏のような姿勢が必要だ」との内容の記事を掲載した。以下がその主な内容。中日関係が冷え込む中、日本の鳩山由紀夫元首相が中国を訪問した。鳩山氏は17日、江蘇省南京市で侵華日軍南京大虐殺遭難同胞記念館を見学した際に「当時の日本軍の罪をお詫びしたい。悲劇が繰り返さないことを心から望む」と謝罪の意を表明した。それ以前に鳩山氏は北京で、「日中両国には尖閣諸島(中国語では釣魚島と付属の島嶼)の領有権をめぐって係争がある」と述べている。これら2つの発言は歴史に対する認識を表す一方、現実の障害も明らかにしている。この2つは中日関係の発展において回避できないものだ。鳩山氏の姿勢は日本政界の理性的な一面を反映しているが、現在の安倍首相は理性に欠けた一面を反映している。冷え込んだ中日関係を回復させるには、鳩山氏のような姿勢が必要だ。理性のない一面は次第に大きな問題となってきている。肯定できるのは、安倍首相の姿勢が中日両国の対立解消にとって無益だということだ。麻生太郎政権の時代には「自由と繁栄の弧」という概念が打ち出されたが、実現しなかった。安倍政権は同じ失敗を繰り返そうとしている。中日関係の改善には、心からの反省や客観的な対処が欠かせない。まさに中国の兵法書『六韜(りくとう』に書いている「隣国の無能を歓待し褒めたたえ、有能な人間は批判せよ。 そうすれば無能が持て囃されて、有能なものは滅ぶ」のまんまですよね。ただ、もはや我が国において鳩山由紀夫がルーピーであるということは国民のほとんどが理解していることなので、ルーピーが持て囃されることはないのですが。◆鳩山氏は「国賊」と防衛相(産経新聞 1月17日)小野寺五典防衛相は17日夜、北京で中国要人と会談した鳩山由紀夫元首相が沖縄県・尖閣諸島は日中間の係争地だとの認識を伝えたことについて、「日本にとって大きなマイナスだ。中国はこれで係争があると世界に宣伝し、国際世論を作られてしまう。久しぶりに頭の中に『国賊』という言葉がよぎった」と述べ、鳩山氏を痛烈に批判した。BSフジの報道番組で語った。中国が元総理を利用して「政府は尖閣を係争地として認めろ」と発言させているかというと、中国の戦略は日本に尖閣に領土問題があることを認めさせるのが、尖閣を奪うことにおいての第一段階だからです。だからこそ、鳩山は中国の思惑通りに発言したわけです。 そして第二段階が「中国軍の尖閣上陸」です。 尖閣が完全な日本の領土ならば、中国軍が上陸すると侵略行為となって日米安保の対象になります。 しかし、領土問題として認めてしまうと、所属未確定の土地ということになり日米安保の対象にならず、日本と中国が喧嘩していると認識され、日中で争っていても米国は介入できず、 中国は軍を上陸させやすいと考えています。我が国が領土問題があると認めることは、中国軍の尖閣上陸を招き日中で紛争へと繋がる道となります。中国軍は紛争地である自国の領土と平和を守るためにという理由で海保などに武力行使を仕掛けてくることも考えられます。海保が攻撃されたとしても、こちらは憲法に縛られているので中国軍に武力行使など手出しは出来ません。 鳩山以外にも「尖閣は係争地として認めろ」と発言している我が国の政治家や一部メディアや識者は中国の侵略の手助けをして紛争を招こうとしているということです。特に今回のルーピーの一連の発言は、元総理がこう認識しているという言質を取ったことで、中国はより一層、尖閣への領海領空侵犯をエスカレートさせ、安倍政権に尖閣を係争地と認めさせようと脅してくることでしょう。これ即ち日中の武力衝突をさらに加速させ兼ねない事態に繋がっているので、この意味において「国賊」という認識は正しいですし、私もルーピーは国賊と思っているのですが、大臣が言うには少し軽率だったかなとは思います。鳩山は馬鹿というのをオブラートに包んで、「鳩山元総理は勉強不足ゆえに認識が間違っておられるし、 係争地としてしまうと争いが始まり最悪、武力衝突に繋がる恐れが高まります。 それは友愛や平和を愛する鳩山元総理のお考えに沿わないので 迂闊で軽率な発言だったんじゃないでしょうか。」ぐらいでよかったのです。それにしても、中国での言動の数々を見て、次にルーピーは韓国に招待されるんじゃないでしょうか。