竹島巡るICJ単独提訴、当面見送り 日本政府が方針(朝日新聞 1月9日)外務省は竹島(島根県)をめぐる領有権問題で国際司法裁判所(ICJ)への単独提訴を当面見送る方針を固めた。韓国が共同提訴に応じないため準備を進めてきたが、安倍晋三首相が2月に発足する朴槿恵(パククネ)政権との関係修復を重視しているため。岸田文雄外相は8日の記者会見で、額賀福志郎・首相特使と朴氏の4日の会談に触れて「次期大統領も日韓関係の重要性を強く認識していると述べていた」と強調した。 単独提訴の準備はほぼ終えているが、岸田氏は「準備、検討している」と明言を避けており、当面は単独提訴を見送る考えだ。年明けには靖国神社放火などの中国人容疑者の引き渡しに韓国が応じなかったが、外務省は「去りゆく李明博(イミョンバク)政権の問題で過剰反応すべきでない」(幹部)として抗議にとどめた。 李明博政権から朴槿恵政権に変わるので当面は様子見して、まずは関係改善に進みたいのでしょうが、 反日政策を推し進めている韓国が日本に歩み寄ることはありませんし、>「次期大統領も日韓関係の重要性を強く認識していると述べていた」と強調した。 こんなことを言っていますが、先日も靖国神社放火犯引き渡しを拒否し、額賀福志郎首相特使が訪韓時に通常なら特別通路を使用するのに、韓国の官邸から一般客と同じ通常の通路を使用させるように司令があり、その結果、額賀氏は罵声を浴びせられ切腹のまねごとまでされてしまいました。額賀特使訪韓に冷や水、後味悪く 怒号の中を移動、切腹未遂騒動…(産経新聞 1月5日)韓国は閣僚じゃないから特別通路を使わせなかったと主張していますが、首相の命令で行った外交特使に対してこんな非礼を働く国はこれまでに存在しませんでした。この事態を踏まえて、朴新政権になっても関係改善や対話の試みが無駄に終わるのは目に見えて明らかです。けっきょくのところ実行支配強化の時間を与えるだけですね。 これだったら、李明博大統領による竹島不法侵入や土下座するなら訪韓させてやるという天皇陛下に対する侮辱発言によって、日韓関係はギスギスしていたのですから、同じギスギスするなら今の内とばかりに勢いに任せて、単独提訴に踏み切るべきだったのかもしれないと今更ながらに思います。