野田第3次改造内閣:閣僚名簿を発表(毎日新聞 10月1日)野田首相が1年で3回も内閣改造をしていることや、3党合意で解散を約束しておきながら内閣改造なんて詐欺行為みたいなもんですが、野党である自民党の人事を批判しているマスメディアは、こっちには文句を言わないんでしょうか。「最期の思い出作り内閣」とか、「ポストあげるから離党しないでね内閣」とか、「在庫一掃セール内閣」とか、そういうネーミングをつけないんでしょうか。あんた誰?って人が多い中、前回の内閣で唯一まともだった国家公安委員長兼拉致担当大臣の松原仁氏を替えたのは問題でしょう。松原氏は拉致問題でも積極的に活動し被害者家族からの信頼も厚かっただけに、この交代は最悪です。拉致担当大臣だけで7人も変わっており、本気で解決させようという意思がないことが分ります。しかも、次の公安委員長が元社会党で国旗国歌反対の小平忠正氏が就任しています。今回の改造で目立っているのは田中真紀子氏ですが、記憶に新しいのは10年前に小泉内閣で外務大臣を務めていた時の失態の数々ではないでしょうか。9.11テロが起きた直後に国家機密情報であったブッシュ大統領や高官の避難場所ををペラペラとテレビカメラの前で喋ったことや、体調が悪い(実は二日酔い)で海外の要人との会談をドタキャンしたり、 不法入国した金正男を「将軍様が怒ってミサイルを飛ばしてくる」という勝手な理由で慌てて釈放させ、 拉致問題解決の千載一遇のチャンスをふいにしたことや、他にも数々の失態があって、余りにも使えないレベルだということで、当時は、あんな無能の真紀子氏でもまだ人気があったにも関わらず、支持率低下を覚悟しながら小泉氏は更迭しました。政治家として政治理念や政策はなにもなく、親の七光だけで議員を続けているだけで政治家としての能力も有りません。暴言を吐いてメディアや大衆受けはしますが、暴言も酷いもので、小渕氏に対して「株上がれ〜とカブを持ちあげたら血管切れて小渕がお陀仏になった」や、子供のいない安倍氏に対して「種なしかぼちゃ」や、麻生氏には「口のひんまがった奴」などが有名なところですが、過去、バラエティ番組の『アメトーク』で、有吉弘行さんが品川庄司の品川祐さんに「おしゃべりクソ野郎」とあだ名をつけていましたが、例えるなら真紀子氏は「おしゃべりクソババァ」です。息子の嫁に罵詈雑言浴びせて息子からも絶縁されたという人間性からみても、人としてどうかしているというレベルで、 文科相という教育に携わる分野で相応しい人物とは思えません。