Perfumeが宇多田&安室に並ぶ記録、ライブDVDが2週連続で1位に。(Narinari.com 8月15日)Perfume確実に売れかけてますね〜。◆[Power Push] Perfume「Spending all my time」インタビュー (ナタリー 8月15日)今日発売されたPerfumeのNEWシングル『Spending all my time』 初聴でやっちゃったなと思いました。この「やっちゃった」というのは悪い意味ではなく、好ましい意味での「やっちゃった」です。シングルA面となった「Spending all my time」そしてカップリングの「ポイント」と「Hurly Burly」3曲とも実に完成度が高く素晴らしく、インスト含めて聴き応えありすぎて、フラゲした昨日から延々とリピートして聴いています。これだけ趣向の違った3曲を、どれもこれもハイレベルで作っちゃう中田ヤスタカさんの凄さと、1曲ぐらいはアルバム用に出し惜しみしていても良かったんじゃないのって思ったほどに、1枚のシングルに全部収録したのは贅沢すぎっちゃって、トリプルA面でもいいんじゃないかってぐらいの攻撃的にやっちゃっている1枚なのです。 この3曲をシングルとして発売するPerfumeは、やはりJ-POPの中の異端児なんだな〜と思ったわけですが、「Spending all my time」はPerfumeの3人も最初は戸惑ったそうで、その戸惑いが、ラジオで初OAされた時にはファンにもありましたが、今は、そんな戸惑いもなく、英語詩の中に少しある日本語が実にいいアクセントになっており、印象深いドラマチックな曲になっています。「ポイント」の詩は、氷結やさしい果実の3%のCMソングで、商品の売りにしたい部分をサビで上手に歌詞に盛り込みつつ、全体を通して聴くと海外でも活動を始めるPerfumeへ「帰るべきポイント(居場所)があるから前に進めるよ。」「奇跡があるポイントへ、もしもがあるポイントに行ってみようよ」ってメッセージになっているところです。疾走感のあるドラムンベースなのに、歌詞はちょっぴり切ないのもいいですね。「Hurly Burly」は音楽を通して楽しく世界と繋がっていこうよってのが伝わるイントロから無条件に楽しい曲で、中田さんがPerfumeのライブを見て感じたことを詩にしていると感じ取れました。これはライブで盛り上がる光景が目に浮かびますし、聴いてるだけで気分爽快に楽しすぎて、いつもより仕事がはかどってしまいます。2010年頃から続いていたカワイイ路線から脱却して、より、クラブのフロア向けに近づき、音楽とは本来無条件に自由で楽しいものだと知らしめる扉を開いたチームPerfumeのこの先を見据えた挑戦を感じ取れた1枚で、さらに世界も視野に入れた今後の展開を楽しみにさせるシングルとなっています。関連リンク:Perfume WORLD TOUR 1st 特設サイト「今日はモスラを乗せてみました。」