佐々木監督「頑張り伝わった、胸張って帰ろう」(読売新聞 8月10日)ボールキープ率も高く多くのチャンスがあったのですが、惜しくも勝利に至りませんでしたが、決勝戦に相応しい最後まで手に汗握るとても素晴らしい試合をみせてくださいました。昨年のW杯で優勝して注目を集めるようになって、サッカー以外の仕事まで増えてきて、目まぐるしく環境が激変しプレッシャーもあったなか、W杯優勝は偶然や奇跡じゃないと証明するために決勝まで行くと宣言して、その決勝まで勝ち残ることだって容易ではない中、有言実行で偶然や奇跡じゃない本当の強さを見せ決勝に進んだことだけでも凄いことのに、本当に最後まであきらめずよく闘い抜きました。選手の皆さんが1番望んでいた金メダルじゃなかったですが、金メダルほどに価値のある素晴らしいメダルです。表彰式での笑顔がまぶしいほど素敵でした。堂々と胸を張って帰って来てくてほしいと、悔しさよりも清々しい気持ちになって朝を迎えたのですが、その気持ちを台無しにしてくれたのが、このニュース。韓国大統領、竹島上陸 日本の中止要請無視、駐韓大使召還へ(産経新聞 8月10日)韓国の李明博(イミョンバク)大統領が10日午後2時前、日本固有の領土で韓国が不法占拠している島根県の竹島(韓国名・独島)を訪問した。これまで韓国の首相や閣僚の訪問はあったが、大統領の竹島入りは初めてで、日韓関係の悪化は必至だ。 日本政府は、李大統領の訪問計画が明らかになった9日、ソウルの日本大使館を通じて中止を申し入れていた。結果的に申し入れが退けられたことで、日本政府は武藤正敏駐韓大使を召還する方針だ。 李大統領は、実兄の李相得元国会議員が不正資金事件で逮捕、起訴されるなど側近の不正が相次いで発覚したことで求心力が低下。12月の大統領選を控え、政権末期でレームダック(死に体)となっている中、 日本からの解放記念日である15日を前に強硬姿勢を示すことで、求心力を高めたいとの思惑があるとみられる。 李大統領は昨年9月、テレビ番組で竹島に「行きたければ年内でも訪問できる」と述べていた。今年4月以降、韓国の閣僚や与野党の国会議員が相次いで竹島を訪れた。 これに対して、自民党国会議員が昨年8月に竹島北西の韓国・鬱陵(ウルルン)島視察を目指したが、韓国側は認めなかった。 竹島をめぐっては、日本の平成24年版防衛白書が竹島を「わが国固有の領土」と明記したことに、韓国外交通商省が抗議。日本も韓国の国防白書の記述をめぐって抗議している。駐韓大使が一時帰国へ=外相、竹島訪問に抗議(時事通信 8月10日)経済はボロボロで自殺者は日本の年間3万人を軽く超え、失政続きで支持率はじり貧状態。さらに、兄弟の逮捕もあり、次の大統領選挙で落選すれば自分も逮捕が待ち構えているので、外交カードというより大統領選挙を見据えた国内向けパフォーマンスが見え透いているのですが、自国の領土だと主張している場所へ行くのに、わざわざ「今から行きます」と通知してくるのは、日本の領土だと思っているからですね。野田首相も竹島は日本の領土なのだから、「落選後に逮捕なので日本に亡命ですか?」って皮肉の1つでも言ってやればいいのにと思います。今回は「遺憾の意」で終わらず大使を一時帰国という形で抗議していますが、基本的に韓国は、こちらが友好的にしようとしても、これからも日本を愚弄し続けるだろうし、 それがアイデンティティとなっている国なので、 自らの意思によって歯止めをかけることは不可能です。そういう国に対して基本的に遺憾だの大使召還だのは効かないので、問題は韓国がなにをするかではなく、日本がなにをするかじゃないでしょうか。 実効性のある対応をしないなら、実際は韓国の領土として認めていることと同じようなもの。 韓国は経済がガタガタなのですから、そのガタガタの経済に追い打ちをかけるように、まずは5兆円の通貨スワップ凍結に始まり、次は韓国国債売却、日本からの輸出をストップ、ようするに韓国に投資しているカネを全部引き上げるぐらいの意思を示さなければ、抗議としての説得力が生まれません。支持率を上げようとした行為を逆手にとって支持率を更に下げさせるという方法ですが、まあ、民主党はそこまでやれないでしょう…。