<内閣改造>防衛相に内定した森本氏 安保などの専門家(毎日新聞 6月4日)田中氏と一川氏と2代続けて酷すぎたド素人に比べれば、森本敏氏は自衛官出身で防衛庁と外務省で実務経験があり、麻生内閣で短い期間でしたが防衛大臣補佐官を務め、これまでの著作やテレビでの発言を聞いても外交安全保障に関しては現実主義者なので防衛大臣に起用は良い選択ではないでしょうか。ただ、防衛大臣を民間から起用したことで、日本における文民統制での文民は“国民の信託を受けた”国会議員という解釈が根強いから民間人を防衛大臣に起用したことへの違和感を感じている人も多く、どのように説明して折り合いをつけるか興味はありますが、“国民の信託を受けた”国会議員であっても、田中氏や一川氏のような知識もなにもなく混乱をきたすだけの酷い人物を起用するぐらいなら、外交安全保障の分野で知識もあり考え方がしっかりしている民間人を起用するほうがマシではないかと思うのですが。