京都亀岡で起きた無免許居眠り暴走少年による交通事故ですが、責められるべきは無免許で居眠り運転をした少年であるにもかかわらず、メディアの論調が「防げた事故で行政が悪い」ばかりで、今回の事件を行政だけの責任にしているかのような、おかしな方向に持って行こうとしてるなぁと感じてしまうわけです。どれだけ行政がケアしても、今回の事故を起こした3馬鹿トリオみたいなどうしようもない奴は居るし、居眠りやスピードオーバーの車が相手じゃ、車が後ろから来ても前から来ても暴走車から逃げ切れる保証もないし、ガードレールをつけていたとしても、車の速度とつっ込み方によっては同じような惨事にもなりうるし、完璧には防ぎようがない事故ではないでしょうか。それこそ、通学時間の通学路は車両通行止めにするぐらいしか対策はないわけだけど、メディアとしては、歩行者の歩行中の注意と用心を呼び掛けることや、行政に対策を求めることも大事なのかもしれませんが、突然襲ってくる殺人鬼のような暴走車なんて、どんなに注意したとしても防ぎようがないのですから、 免許をスキャンしてアルコール感知用に呼気のチェックをしないと運転できないようにするとか、運転手を監視するモニタを頭上につけて、瞼が何秒以上閉じたり、コクリコクリと首が傾くと、居眠りとみなしてハザードランプを点灯してゆっくりと自動停止するとか、そういった今の技術ならば簡単に出来るシステムの導入で事故を減らす努力を車メーカーに呼び掛ける役割があると思うのですが、最大手のスポンサーだから、そういった論調は不可能なんでしょうか。事故に関連するメディアの報道で、これも酷い話です。『痛いテレビ』2012年4月24日救命センターが霊安室の前で遺族を待ち構えるマスコミに怒り 京都亀岡事故TECCMC's BLOG(但馬救命救急センターのブログ)2012年4月23日マスコミの人間に心はあるのか(一部抜粋)当然,院内や病院敷地内に勝手に入り込み,勝手に取材,写真をとるマスコミには取材の許可を出しませんし,取材拒否の旨をきちんと伝えております.もちろん必要があれば病院から情報を伝えます.しかしながら,マスコミ各社の記者たちは霊安室の前にカメラをかまえ,お帰りになるご家族の映像を勝手に撮影していました.再三にわたって取材はお断りの旨を伝えていたにもかかわらず,一番大切にしたい瞬間に,ズカズカと土足で割り込んできました.ご家族,医療者,関係者の心情を考えられないくらいマスコミの人間の心は腐っているのでしょうか.このブログ、新聞社からクレームが来る前は新聞社の名前を明記していました。『アルファルファモザイク』2012年4月25日京都18歳少年の無免許運転事故 搬送先救急センターに対して各社マスコミは「事実誤認、訂正せよ」と反論病院側から許可なく入るなと注意されているのにズカズカ押し入るこういうモラルもない連中が、一方では、バーベキュー禁止の場所でバーベキューしている連中や、河川敷でゴルフしているオッサンとか禁止区域で釣りしている人などにカメラを向けてマイクを突き付け、「この場所では禁止ですよ」とか「看板が読めないんですか?」とかルールを守ろうとかモラルを呼びかけてるんですから、説得力も何もないですよ。