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2012年02月16日(木) 反省したふりだけならサルでも出来るよね。

確定申告、全国で始まる 被災者には税金の還付も(共同通信 2月16日)

今年も鳩山家による確定申告広報画像貼っておくか。


光母子殺害弁護団が会見、元少年の死刑回避主張(読売新聞 2月16日)

山口県光市で1999年に母子2人が殺害された事件で、
殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、
差し戻し後の控訴審で死刑判決を受けた元会社員の男性被告(30)
(犯行当時18歳1か月)の弁護団の本田兆司弁護士が15日、広島市内で記者会見した。
本田弁護士は被告が反省を深めているとして、20日の最高裁判決は死刑を回避すべきだと主張した。

 男性被告は、99年4月14日に光市の会社員本村洋さんの妻弥生さん(当時23歳)と
長女夕夏ちゃん(同11か月)を殺害したなどとして起訴された。

 1、2審は無期懲役としたが、最高裁が審理を差し戻し、広島高裁が2008年、
「落ち度のない2人の生命と尊厳を踏みにじり、冷酷、残虐な所業」と死刑を言い渡した。

 本田弁護士によると、被告は10年4月14日以降、
弥生さんと夕夏ちゃんの月命日に当たる毎月14日と2人の誕生日に、
知人を通じて犯行現場のアパートに花を供えているという。

 本田弁護士は「男性被告は自分のしたことの愚かさや
被害者の遺族の気持ちを考え、成長している」と強調。
その上で「被害者の首を両手で絞めたのではなく、
パニック状態になってとっさに右手だけで圧迫した」と改めて殺意を否定した。


山口県光市母子殺人事件の簡単なまとめ

福田孝行(当時18歳)は1999年4月14日、配管業者を装い光市内のアパートで、
主婦、本村弥生さん(当時23歳)を暴行目的で襲って殺害。
遺体を陵辱(つまり遺体を強姦した)後、
母の遺体に泣きながらはって寄ってくる夕夏ちゃん(同11カ月)を持ち上げて何度も床に叩きつけ
それでもなお母の所へ来ようとするところを絞殺。
さらに弥生さんの財布を盗み出した。


福田孝行が拘置所内から知人2人に出した手紙の内容。

「無期はほぼキマリでして、7年をそこそこに地上にひょこり芽を出す」

「五年プラス仮で八年はいくよ。どっちにしてもオレ自身、
 刑務所のげんじょーにきょうみもあるし、早く外に出たくもない。
 キタナイ外に出るときは、完全究極体で出たい。
 じゃないと第二のぎせい者がでるかも。」

「犬がある日かわいい犬と出合った…そのまま『やっちゃった』…これは罪でしょうか」


また遺族に対しても中傷する内容を知人に宛てた手紙に書いていた。

「ま、しゃーないですね今更。被害者さんのことですやろ?知ってます。
 ありゃー調子付いてると僕もね、思うとりました。・・・でも記事にして、
ちーとでも、気分が晴れてくれるんなら好きにしてやりたいし」

「知ある者、表に出すぎる者は嫌われる。本村さんは出過ぎてしまった。
私よりかしこい。だが、もう勝った。
終始笑うは悪なのが今の世だ。ヤクザはツラで逃げ、
馬鹿(ジャンキー)は精神病で逃げ、私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君」

「誰が許し、誰が私を裁くのか・・・。そんな人物はこの世にはいないのだ。
神に成り代わりし、法廷の守護者達・・・裁判官、サツ、弁護士、検事達・・・。
私を裁ける物は、この世にはおらず・・・。
二人は帰ってこないのだから・・・。法廷に出てきてほしいものだ・・・
何が神だろう・・・サタン!ミカエル!ベリアル!ガブリエル!
ただの馬鹿の集まりよ!」

「選ばれし人間は人類のため社会道徳を踏み外し、悪さをする権利がある」


弁護団の主張

・甘えたくて抱きついただけ。

・騒ぐ弥生さんを黙らせようと口を押さえたつもりの右手がたまたま喉にいった殺意はなかった。

・性行為も弥生さんが死んだ後に行われたため強姦には当たらない。

・赤ん坊を床に何度も叩きつけたのはあやそうとしたら手が滑ったのを繰り返しただけ。
 
・赤ん坊については泣き止ますために首を紐で蝶々結びしようとしただけ。

・殺害後に死姦したのは生き返らせるための精子注入の儀式。

・遺体を押し入れの天袋に入れたのはドラえもんが生き返らせてくれると思ったから。

・「(検察は)被告を極悪非道の殺人者に仕立て上げ、死刑にしようとしている」

・被告の事件当時の精神年齢は12歳程度。
 よって死刑や無期懲役は厳しすぎる減刑すべき。



> 本田弁護士によると、被告は10年4月14日以降、
>弥生さんと夕夏ちゃんの月命日に当たる毎月14日と2人の誕生日に、
>知人を通じて犯行現場のアパートに花を供えているという。

だからなんだというのでしょうか。

花を添えたからといって人を殺した過去が消えることも罪が相殺されることもありません。

冷静に考えて見れば、殺害された2人の命日ではなくて誕生日に花を添えるなんて、

遺族にしてみれば神経を逆なでさせる行為をされていると思うのです。

>本田弁護士は「男性被告は自分のしたことの愚かさや
>被害者の遺族の気持ちを考え、成長している」と強調。

さんざん滅茶苦茶な法廷戦術を展開しておいて、

今頃になって反省させることが最良と分かったのでしょうが、

この弁護団のトンデモ弁護のせいで、

この福田被告に同情する人なんてほとんど居ませんよ。

それに、被害者や遺族の気持ちを考えることができるようになるまで成長したのであれば、

遺族が極刑(死刑)を望まれている以上は、

自分の死を持って償うことしかできないので極刑を課してくださいと自ら申し出ることでしょう。

今日のTBSのNEWS23で福田被告の独占取材が放映されますが、

その単独取材の一部をNスタで放送していましたが、

「母親が首吊り自殺してるのに、自分を絞首刑にするなんてあんまりです」とか、

死人に口無しとばかりに

「被害者の女性に優しくされたからとっさに抱きついただけ。自分に優しくした被害者が悪い」

「半分は冤罪みたいなもの」みたいなことを言っていました。

欲望のために殺人事件を犯したのも、

反省したふりをしてあの手この手で生きながらえようとするのも、

けっきょくは自分のエゴなだけなんですよね。












名塚元哉 |←ホームページ