昨日は「Perfume警備隊西へ(前・後編)の後編じゃなくて、(これの意味が分かる人はウルトラセブン好き。)キリンチューハイ氷結 Presents Perfume 3rd Tour「JPN」神戸ワールド記念ホールライブ(2日目)に参戦してきました。今日は体のあちこちが痛いですが心地よい痛みです。明日になるともっと酷くなってるかもしれないけど・・・。あ〜ちゃんが「まだツアーは続くけえ、いろんなところに書かんといてね」って、終演後にステージから去る時に言っていたように、まだツアーはスタートしたばかりで、楽しみにしている人が多いから、その忠告を守って、セットリストなどネタバレになるようなことが無いように気を使いつつ大まかにライブの感想を書いてみます。仮にネタバレがあったとしても、文字で読んで想像していたものよりもそれ以上に凄すぎるライブですよ。一言で言えば、こんな凄いものが6千円で観れていいのって感じな「なんじゃこりゃ!」の連続で、思いっきりパクパクされちゃいました。もし、この日記を読んでくださっている読者様の中で、これから先のライブに行くよって方は、当日が来るのを思いっきり楽しみにしていてください。そして、幾つかの会場は一般販売はこれからで、行こうかどうか迷っている人がいれば、絶対に行った方がいいと思います!あれは生で観ることをお勧めします多幸感に包まれて1ヵ月は過ごせます!のっちに笑顔をパクパクガブリされちゃいます。Perfumeライブは映像でも充分に楽しいけど、やはり、生の破壊力は映像では味わうことのできない醍醐味です。私は大阪に続いて広島にも参戦したい衝動に駆られています!2時過ぎにワールド記念ホールに着きましたが会場前はお祭り騒ぎ、写真は載せられないけどコスプレしている人も居て、コミケ会場のように外で撮影会が開かれていましたが、コスプレしている人を見ていて思ったのはみんな足が細くてキレイ。キリン提供だから外も中も氷結だらけでした。(2月29日から新CMが始まりますね。)ツアーグッズの数々。欲しかった会員限定グッズや白Tシャツは売切れでした。今回は去年ぐらいからPerfumeにハマった親友とテレビで知っている程度でさほど興味が無いけど音楽好きな親友の二人も初めてPerfumeライブに誘ったのですが、親友は客層の幅広さにまず驚いていたようでした。老夫婦や家族連れや外国人が来ていたり、何よりも女性が多いことと、いかにもアイドルオタクみたいな人が少ないことに。そして、美男美女にオシャレな人が多いことにも。ライブも凄く楽しめたようで、テレビなんかじゃ体験できない楽しさで、これはハマると言っていたので、PTA(ファンクラブ)への入会を勧めときました(笑)ツアーをお祝いするお花もあって、NHKさんはなぜか紅白からでした。座席はスタンドE列で、真ん中より少し横の場所なんですが、神戸ワールドはアリーナホールだけどそんなに大きな場所ではないので、ステージが遠くに感じさせないのと全体を見渡せるので、全体の構成をじっくり堪能したい人にとってはベストな位置です。ライブが始まる10分ぐらい前から客席のあちらこちらから手拍子が発生して、それが会場のお客さん全員に広がり音が大きくなるという、“まだかまだか”と始まりを待つ高ぶった気持ちが手拍子になって表れて、ライブスタートまで続くのですが、この手拍子は日本のアーティストでは珍しいことなんだそうです。この時の気持ちというか会場の一体感は何とも言えないものがあるのですが、すでにこの手拍子からライブが始まっていると言ってもいいです。ライブがスタート。2009年のライブ以来、五臓六腑が震える重低音に心地よく浸りながら、久しぶりに目の当たりにした3人は、可愛いとかそういうのを超越して美しく輝いていましたね。「レーザービーム」と「GLITTER」(どちらもアルバムver.)のやりすぎだろうって言うぐらいに、あっちこっちから照射される色とりどりのレーザーによる波状攻撃な演出は本当に凄く、(特にGLITTERは一見の価値ありですぞ。)スタンドから俯瞰で見ると圧倒されっぱなしで、言葉では言い表せることのできない美しさとカッコよさがありました。この美しさをたっぷり堪能できるのはスタンド席ならではだと思います。GLITTERの演出をフルサイズで観て、ああ、この歌は鎮魂や再生の意味があったんだと思って、なんか泣きそうになりました。 (それで、ツアースタートが阪神淡路大震災の日が近い神戸からだったのかも?)テレビでショートバージョンだった「スパイス」のフルバージョンは圧巻ですよ。アルバム「JPN」の中の曲じゃ一番難しいでしょう。そしてツアーで初披露となる新曲は曲に乗るよりもダンスを見入ってしまいますね。(みんなで一緒に踊る「MY COLOR」は難易度高めなので、次のライブまでに練習しとこ。)あと、一昨日の日記に書きましたが、ライブ後半、衣装替えしてからの1曲目がライブ最大の目玉なんですが、今回は衣装替え中からが目玉でした。中田ヤスタカさん書き下ろしによる新曲「JPNスペシャル(仮)」バッキバキのテクノと映像に会場のテンションもさらにアゲアゲになります。ダンスと映像のシンクロ率は鳥肌もので、あの映像は格闘ゲームがブームだった頃に育った世代なら違った意味で興奮するよね。上から見たアリーナの盛り上がりも感動的でした。MCも爆笑に次ぐ爆笑の連続で、3人は自由に喋らせると本当に面白くヘタな芸人のフリートークより笑いを取っていきます。客いじりも最高で、関西は特に会話に入ろうとする人が多いから、それに臨機応変に応じる3人には感心します。有香溺愛Tシャツを着た女性が居て、その方は神戸1日目にも来ていたそうですが、2日連続で、かしゆかに結婚を申し込んでました。「時代が追いついたら結婚しようね」という上手い返しには脱帽。あと、ダンスコンテスト決勝に進出したパフュッキーの人達が来ていて、「「ねぇ」のコスプレして若々しいけど、40代なんよ」というあ〜ちゃんのツッコミを聞いて、びっくりした横の女性のダイナミックなリアクションと表情が本当に面白くて、あ〜ちゃんの笑いのツボに入ったらしく、しばらく笑いが止まりませんでした。それにしてもスタンド後方までよく客席を見ています。コスプレ姿は目立つけど、それ以外にも普通な服装であっても、14日も来ていた人を見つけて、昨日はあっちの席じゃったやろって、前日の座席まで覚えていることや、いつまでもファンとの距離感を大切にする3人には関心させられますし、ラストのMCは感動的でしたね。特にかしゆかのMCが印象的で、「じっと見てるだけの人、一緒に歌う人、リズムに乗って自由に踊っている人、 皆がライブを自由に楽しんでることが嬉しい」この言葉が、このライブのテーマの一つである『私たちに出来ること』を3人がして、 来ているお客さん皆が積もり積もった日頃のストレスを思い思いの想いで発散する場を提供しているので、その趣旨に沿っていると思いました。3人の心の底からこの瞬間を目一杯楽しんでいるといのが分かる歌とダンスとMCと笑顔はモチロンのことだけど、最初から最後まで飽きさせることの無い練りに練られた舞台演出も構成も照明も映像も何もかもが、クオリティが高く凄まじく素晴らしかった。360度どこの席からでも満足して楽しんで頂けるように配慮されている見どころの多い構成だったんじゃないでしょうか。Perfumeとライブ演出を手掛けたチームPerfumeの底力を感じさせ、最新のPerfumeが最高のPerfume。テレビで観ているだけではわからない魅力があるのが、Perfumeの本当の良さでもあり難しさでもあるなあといつも思いますが、大きなステージにたった3人だけで繰り広げるパフォーマンスは、東京ドームの時よりもレベルアップしていて、ハッキリ言って海外でも通用するところまで匹敵していました。昨日のライブを見て、これは日本だけに留めておくのは勿体ない、世界に出るべき世界中の人に観てほしいと思いました。情報量の多いライブなので、まだ気づいていない照明の演出などもあっただろうし、次はもう少し余裕を持って観ていられるだろうと思うので、3月28日の大阪城ホールでのライブが早くも楽しみになっています。あ〜〜同じ時代を生きられて、素敵な音楽を、共有・共感出来て、一緒に楽しめて、本当に幸せです。オマケ:チケットが届いた時から気持ちが盛り上がりすぎて、雑誌の写真を見ながら描いたPerfumeの似顔絵。※↓画像クリックで拡大します。