先週末辺りから、テレビ各局が今年を振り返る系の番組を放送しはじめまして、我が国にとっての1年は、やはり震災と原発事故の二重苦は避けて通ることのできないつらい出来事になってしまいましたが、原発事故を扱う際に、なぜか菅の言い訳お遍路で各テレビ局巡りもついてきています。菅が自分の対応は100%落ち度なしって言ってるのもどうかと思いますが、それ以外にも昨夜NHKで放送された「NHKスペシャル 証言ドキュメント 永田町 権力の漂流」を見てましたが、政権与党で、わずか半年ほど前の話で鳩山と菅がベラベラと好き放題話して、鳩山と菅以外にも出てくる登場人物全員が、俺は悪くないアイツが悪いと全部他人の所為にして、また、事あるごとに党内が混乱し無秩序となってしまうし、民主党は震災や原発に対応するよりも、国民のことを考えるよりも、党内で政治闘争に明けくれてこっちの方が熱心なんですよって、世間によくここまでアホをさらけ出せるなって感想を持ちました。登場人物の中でも一番酷かったのは、欲と妬みで政権運営し人間性の腐っていたことがインタビューで露呈した菅だけど、戦後最大の危機だった時に、この最低最悪な男が国のトップだったのが我が国の最大の不幸だったわけで。◆小沢元代表被災地へ 震災後初、正月地元に(日経新聞 12月24日)民主党の小沢一郎元代表は1月2日から岩手県に入り、東日本大震災発生後、初めて地元の被災地を視察する。元代表は震災直後の3月28日に盛岡市を訪れ、 県庁で達増拓也知事らと会談した後に帰京した。現地では3日に久慈市など津波で被災した沿岸部を中心に回る予定だ。 一方、元代表は震災の発生を受け、例年1月1日に都内の私邸で開いている グループ議員との新年会の自粛を決めた。元代表に近い議員は「小沢さんはまだ被災地入りしていないことを気にかけていた」と語っている。小沢の選挙区に住む知人が震災後一度も顔を見せてないって怒ってたの思い出しました。達増知事と面会した後、被災地入りするんだろうと思いきや、すぐに帰ったので、要望を伝えたかった小沢支持の被災者も「何で?」とばかりに困惑していたとか。この知人は昔から小沢を支持してなかったけど、ますます嫌いになったんだそうです。被災地入りを避けていた小沢が、ようやく被災地に行くということは、選挙が近いと判断したということでしょう。こういうことが平然と出来るのは、しょせんは支持者は票としか見ておらず後はどうでもいいと思っている証拠ですよね。