<レディー・ガガ>爆笑メークで会見「夢をあきらめないで」と日本にエール MTV被災地支援イベント(まんたんウェブ 6月25日)米人気歌手のレディー・ガガさんが25日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開かれた東日本大震災の被災地支援イベント「MTV VIDEO MUSIC AID JAPAN(VMAJ)」に出演後、会見を開いた。まぶたの上に巨大な目を描いたようなメークで登場したガガさんは、サングラスをはずしてからは一度も目を開かず、カメラマンや記者が爆笑する中、「何か面白いの?」ととぼけていたガガさんはライブのトップで登場。クモの巣をイメージしたセットで、糸に絡まった姿でガガさんが現れると、観客のボルテージは急上昇。ヒット曲「Born This Way」をステージいっぱいに使いながら披露し、力強いボーカルと迫力のあるダンスで観客を魅了。曲の合間に「I love You Japan!」とエールを送っていた。「The Edge of Glory」「Born This Way」の2曲を披露。クモの巣に絡まって登場したガガさんは、そこから脱出し、巨大なクモに乗ってピアノを弾くなどストーリー仕立てのパフォーマンスを繰り広げた。 出演後の会見に登場したガガさんが、サングラスをはずすと、まぶたの上に巨大な目を描いたような奇抜なメーク。この日の演出について「髪の毛で作られたクモの巣で動けなくなっているけれど、クモの巣から抜け出すことができ、苦境から抜け出すことができた。それから、クモによって苦境を乗り越え、生まれ変わることができたという物語なの。これはちょうど今の日本の状況に当てはまるんじゃないかと思って、みんなで結束を持って前を向けば、どんな苦境も乗り越えられるだろうという思いでパフォーマンスしたわ」と説明。 「日本のファンは本当に大好き。できることなら日本に住みたいと思うくらい日本に刺激を受けているわ。今夜のパフォーマンスも日本のカルチャーからも影響を受けているし、今日のオープニングを務めさせてもらえたのも本当に光栄よ」と笑顔で、「みなさんに大きなありがとう、大きなI LOVE YOUを伝えたい。私も決して多くのものを持って生まれてきたわけじゃないの。今の自分にいたるまでに多くの努力もしてきたし、とにかく闘ってこなければならなかったわ。今日のパフォーマンスを見た人たちが、日本の夢、若者の夢、未来へ向けた夢というものを持つことを決してあきらめないでくれたらと願うわ」と語りかけた。この模様は、日本をはじめ韓国、中国、東南アジア地域のMTVチャンネルを通じて延べ4000万世帯以上に向け生中継される。国内では、一部のケーブルテレビおよびスカパー!を通じてノースクランブル無料放送を実施し、MTV未加入でも視聴可能となる。さらに、東北3県のワーナー・マイカル・シネマズ(北上、名取エアリ、福島の3劇場)でも無料パブリックビューイング上映を実施するほか、東京・新宿の街頭ビジョンでもライブ放映を行う予定。地上波テレビ局では、岩手朝日テレビ(7月9日深夜0時35分)、東日本放送(7月8日深夜0時20分)、福島放送(7月9日深夜1時)での放送も決定している。これは絶対に笑ってしまいますよね。まぶたに瞳を描くと、どうしても志村けんさんやビートたけしさんのコントを思い出して余計に。今日のガガ様の被災地支援ライブは、まぶたに瞳を描いているのなんて気にならないほどの気合が入っていた圧倒されるパフォーマンスでした。最初にこれを見せつけたら後に続くアーティストが気の毒すぎます。◆燃え尽きるまで…首相、法案成立などに強い意欲(読売新聞 6月24日)菅首相は24日午前の閣僚懇談会で通常国会の会期延長について、「70日延長したので、各閣僚は震災対応、それ以外の課題も含めて全力で当たってほしい。自分も延長国会に臨むにあたって、燃え尽きるまで全力でやりたい」と述べた。 東日本大震災の復旧・復興や重要法案の成立などに強い意欲を示したものだ。燃え尽きるまで全力でやりたいとかほざいてるみたいですが、3ヵ月も復興基本法すら放置していました。◆仙台育英野球部員7人 建造物侵入の疑いで書類送検 (スポニチ 6月19日)仙台育英を「厳重注意」(読売新聞 6月23日)高校野球の名門、仙台育英高(仙台市宮城野区)の硬式野球部員7人が、建造物侵入容疑で塩釜署から書類送検された問題で、日本高野連が22日、同校への処分を「厳重注意」と決めた。7人を含めた全部員が夏の県大会に出場できることになり、同部の郷古武部長は「厳粛に受け止めたい」と述べた。 日本高野連の西岡宏堂審議委員長は、震災で被災した店舗に侵入したとされることに、「あってはならないことだが、窃盗の事実や計画性はなく、さらに重い処分は科さない」と説明した。 処分の決定を受け、郷古部長は「関係者の皆様にご心配とご迷惑をかけた」と謝罪。そのうえで「7人は反省し、他の部員もボランティア活動をするなど精神的にも成長した。一回り大きくなった姿をプレーで見せられればいい」と、7月9日に開幕する県大会に7人を含めた全員で出場する考えを示した。 また、日本高野連は県高野連からこの問題の報告が遅れたとして、県高野連にも厳重注意処分を決めた。県高野連の佐藤秀之理事長は「大変申し訳なく、組織の体制を見直したい」と述べた。同校の県大会出場については「是非がんばってもらいたい」と話した。北大津高野球部員逮捕:宮崎監督が辞意 /滋賀(毎日新聞 6月25日)昨夏の甲子園大会に出場した県立北大津高校の硬式野球部員が道交法違反(共同危険行為など)容疑で逮捕された問題を受け、同部の宮崎裕也監督が辞任の意向を示していることが24日、関係者への取材で分かった。宮崎監督は周囲に「チームの動揺を抑えたい」などと話しているという。部員逮捕の報告を受けた日本高野連は今月15日、同校について審議し、「部員1人だけの事案」として今夏の全国選手権大会滋賀大会への出場を認めた。天理が部内暴力発覚で夏辞退…森川監督ら辞任(スポーツ報知 6月24日)春夏の甲子園に通算46度出場、今春の近畿大会も制していた天理(奈良)が23日、第93回全国高校野球選手権奈良大会(7月9日開幕)の出場を辞退すると発表した。3年生部員4人が2年生部員に対して、頬骨を折るなどの重傷を負わせる暴力行為が発覚したもので、出場辞退とともに、森川芳夫監督(55)らが辞任の意向を示した。甲子園6季連続出場を目指していた奈良のV候補筆頭が24日の抽選前日に姿を消した。 天理がまた不祥事に揺れた。この日会見した飯降成彦校長は「多大なご迷惑をおかけしました」と謝罪。98、99年に暴力事件、09年に部員の強制わいせつ罪による逮捕が発覚して処分を受けたが、今回は21日に日本高野連の審議委員会の経過報告を受け、事態を重く受け止めた学校が出場辞退を決断。奈良大会抽選の1日前だった。以前から個人的な行為を部全体の責任問題に発展させるというのが、時代錯誤な感じがするので連帯責任については反対なのですが、天理は自らで出場辞退を申し出たとはいえ、火事場泥棒をした育英は逮捕・書類送検されても速やかに報告したからOKというのは、仙台ということもあって震災温情もあるのでしょうか。もしくは有名校ほど不祥事には甘い対応になるのでしょうか。過去にも強制わいせつを繰り返した生徒がいた桐生第一野球部が出場を認められたことがありましたが、高野連の判断基準が曖昧すぎて、これまでの高校野球の歴史の中で、レギュラーもしくはレギュラーでない部員による飲酒・喫煙・暴力事件で、辞退を余儀なくされた高校は一体何なのかと思います。