菅政権、やり残し多い=民主幹事長(時事通信 6月9日)民主党の岡田克也幹事長は9日夕の記者会見で、菅政権発足から1年を迎えたことについて「震災対策に全力投球されたので、(主要政策が)中断してしまったことは、やむを得ない面がある。『やり残したことが多い』というのが(菅直人)首相の率直な心境ではないか」と述べた。>震災対策に全力投球されたので、ここ笑うところ?◆菅直人首相、8月中までの続投示唆 「がれき処理を目標に」(日経新聞 6月9日)衆院東日本大震災復興特別委員会は9日午前、菅直人首相と関係閣僚が出席して質疑を実施した。 自民党の谷公一氏は具体的な退陣時期を明示するよう迫った。 首相は「がれき処理は8月中に生活地域から搬出することを目標に頑張っている。 その後の2次、3次処理につなげていくことも含めて大きな責任だ」と述べた。 同時に「仮設住宅、がれき処理、原子力発電所事故の収束に一定のめどがつくまでは責任をもって仕事をさせてもらいたい」と強調した。 首相が退陣の考えを表明してから国会質疑するのは初めて。 政府は9日午前の持ち回り閣議で政府案の撤回を決定した。 民主、自民、公明3党は同日午後、特別委に新たな復興基本法案を提出、同日中に可決する見通しだ。この発言を受けて、新聞やテレビが「8月中に辞任表明」と報道していますが、8月中に仮設住宅とがれき処理を済ませたいとしているだけで、どこをどう読んでも自らの口で退陣時期を表明していません。>原子力発電所事故の収束に一定のめどがつくまでは責任をもって仕事をさせてもらいたい収束に一定の目処がつくなんてもっと先のことですし。この件に関しては毎日新聞の報道が正しいです。菅首相:早期退陣に否定的 「震災対応めど」改めて強調(毎日新聞 6月9日)菅直人首相は9日午前の衆院東日本大震災復興特別委員会で、与野党から早期退陣要求が強まっていることについて「大震災に対する努力に『一定のめどがつくまで私が責任を持ってやらせてほしい』と言い、内閣不信任決議案が衆院本会議で否決された。私に『めどがつくまでしっかりやれ』と議決をいただいた」と述べ、早期退陣に改めて否定的な考えを示した。