どう実現するか分からないのに…仙谷氏 首相表明は「壮大な夢を語った」(スポニチ 5月30日)仙谷由人官房副長官は30日午前の記者会見で、菅直人首相が主要国(G8)首脳会議などで表明した太陽光パネルを1000万戸に設置する目標について「夢は大きければ大きいほど良い。壮大な夢を語った。まだどう実現するのかまで話は行っていない」と述べた。 エネルギー政策を所管する海江田万里経済産業相に事前に知らせていなかった点に関しては「(エネルギー政策を)経産省や資源エネルギー庁に専売特許のように任せてきたことが問題だったのかなという思いがあるのかもしれない」と指摘した。 その上で「エネルギー戦略はこれから内閣全体として最も中核的部分として取り組まなければならない」と語った。鳩山が国連で語ったCO2 25%削減の「鳩山イニシアチブ」といっしょ。目標を挙げるのはいいけど無計画の見切り発車で具体性はゼロ。まあ、民主党が選挙で戦ったマニフェスト自体が、大きな目標を打ち出しただけで無計画の見切り発車で具体性ゼロだったし。結局、その夢のツケを支払わされるのは国民ですからね。鳩山イニシアチブは震災を理由に撤回するべきではないでしょうか。脱原発で火力発電を増やそうにも、CO2取引きで莫大な税金を投入しなければならないとか、その為に大幅な環境税を取りますとか、震災で弱り切った我が国に追い打ちをかけるだけです。消費税10%案、6月に決定…首相方針(読売新聞 5月30日)菅首相は29日、6月下旬にまとめる社会保障と税の一体改革案の中で、焦点の消費税率引き上げ幅や引き上げ時期を最終調整するため、政府と与党幹部による「コア(中核)メンバー会議」を設置する方針を固めた。 来週中に初会合を開き、4回程度の協議を経て6月中旬にも、2015年までに現行税率を5%引き上げて10%にする案を決定する方向だ。 「コアメンバー会議」は、「政府・与党社会保障改革検討本部」(本部長・菅首相)の下部組織として設置する。首相をトップとし、枝野官房長官、与謝野経済財政相ら関係閣僚や、民主党の岡田幹事長、輿石東参院議員会長、国民新党の亀井亜紀子政調会長ら16人が参加する予定だ。 同本部の下には、有識者13人らが参加する「社会保障改革に関する集中検討会議」(議長・菅首相)が置かれているが、6月2日に社会保障改革の原案をまとめた段階で役割を終える。原案にはパートや派遣社員らへの厚生年金の適用拡大や、低所得者の基礎年金加算などの新対策を盛り込み、15年に消費税収の1%分に相当する2・5兆円余りの追加財源が求められるとの試算を提示する予定だ。昨年の参院選挙でいち早く消費税増税を選挙公約に掲げた自民党でさえ震災の発生により増税案は先送りになったというのに。消費税増税、先送りやむを得ない…谷垣氏(読売新聞 5月25日)過去に橋本内閣が5%にした瞬間から国内景気が停滞していったことも明白なのに、 この不景気で、景気対策と雇用対策も進まずに、消費税が5%の現在でも消費が低迷しているというのに、震災が追い打ちをかけて疲弊した今の経済状態で増税したら日本は潰れますね。だいたい、4年間上げないどころか言及もしないと言って政権を取った民主党があると豪語した90兆円の埋蔵金はどこへ行ったのでしょうか。 オマケ:毎回、完成度が高いですね。【ニコニコ動画】民主党vsキートン山田3【ニコニコ動画】民主党vs漂流教室