今日、関西テレビ『スーパーニュースアンカー』で、青山繁晴さんが自身で取材された福島第一原発構内の映像が放送されました。YouTubeにもアップされています。(取材箇所だけピックアップしました。)著作権の関係上、動画は削除されると思いますが、多くの人に内部の状況を伝える価値のある貴重な映像を観てほしいので、出来れば今回だけは残してほしいものです。青山氏の取材された映像は、津波にやられた施設の破損状況や、大きな余震や余震による津波が来る可能性の不安と、被曝の恐怖もある過酷な現場で、復旧作業に当たられている職員や作業員などの様子は貴重ですし、所長の証言は非常に重いものでした。また、現場を見ずに対策を考えている保安院や政府の無策ぶりもよく理解できました。この動画を観て、私たちは日本の命運を握っている現場の意見をもっと聞くべきだと、東電と政府に主張しなければいけません。ところで、なぜ全国ネットのできる在京キー局が、このような取材報道をしないのか(できないのか)疑問に感じますし、仕事はジャーナリストのくせに「新聞社やテレビ局は現地に取材に行かない!許せない」とボヤキながら、自分は行かないような口ばっかりの上杉隆氏みたいなフリージャーナリスト達より、直接現地を取材した青山繁晴さんは本当に凄いです。記者魂を感じました。『ぼやきくっくり』さまで番組のテキスト書き起こしがアップされています。そちらも併せてご覧ください。「アンカー」福島第1原発構内と所長を青山が取材 最大の問題は5・6号機◆首相「災害止めるには政権交代」 04年にブログで(共同通信 4月26日)菅直人首相が野党時代の2004年に自身のブログに「あい続く天災をストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか」と記していたことが26日、分かった。衆院予算委員会で自民党の小野寺五典氏が指摘した。 東日本大震災への対応をめぐり、野党だけでなく党内からも退陣を求める声が強まる中、発言が自らに戻ってきた格好。 首相は04年10月23日のブログに愛媛、高知両県の台風被害を視察した感想として記載していたが、指摘を受けてもけげんな表情を浮かべ「(自分の文書かどうか)すぐには分かりません」と答えただけだった。まあ、7年前に書いたことなんて忘れちゃうけど、7年かかってブーメランが戻ってきました。オマケ:ブーメラン使いの民主党vs快傑ズバット【ニコニコ動画】民主党vsズバット