東日本大震災:福島第1原発事故 避難指示地域9市町村に見舞金 浪江町は拒否(毎日新聞 4月5日)東京電力は5日、福島市の会見で、避難指示が出ている福島県の9市町村に見舞金を支払ったことを明らかにした。金額は公表していないが、総額1億8000万円と見られる。「避難生活が長引いており、当面役立てていただくためにお支払いした」と説明している。東電によると、見舞金を支払ったのは福島第1原発の20キロ圏内、第2原発の10キロ圏内にかかる▽南相馬市▽双葉町▽大熊町▽富岡町▽楢葉町▽広野町▽葛尾村▽川内村▽田村市の9市町村。3月31日以降、各自治体の口座に同額を振り込んだという。 避難指示地域にある浪江町によると、見舞金2000万円の支払いの申し出があったが受け取りを断った。お昼のNHKニュースによると「1市町村2000万円均一。人口に比例して支払うべき」だそうで、受け取りを拒否した浪江町では1人につき1000円にしかならないそうです。見舞金といいながらコレでは、逆に被災者の感情を逆なでするだけにしかなりません。◆竹島近海に韓国が海洋基地建設へ 教科書記述増に対抗(朝日新聞 4月4日)韓国政府は4日、日本の中学校教科書検定で日韓が領有権を争う竹島(韓国名・独島〈トクト〉)に関する記述が増えたことを受け、竹島に隣接する海上に科学調査施設を造るなどとした対応策をまとめた。同日午後、韓国国会に報告した。 外交通商省など関係6機関が作成した。国土海洋省の報告書によれば、竹島の北北西1キロの海上に、海洋や気象を調べる総合海洋科学基地を建設する。総工費は約430億ウォン(約33億円)で、工期は今月から来年末まで。 基地の建設予定海域は、日韓が自国の領海と主張する場所。すでに存在するヘリポートの補強工事などと異なり、実際に建設に踏み切れば、新たに日本の領有権を侵害する行為という受け止めが出かねない。韓国は2008年に基地建設を決めたが、日韓関係への影響を考慮し、建設を先送りしていた。 一方、竹島問題を統括する韓国国務総理室は、報告書の中で、東日本大震災への支援は継続する「分離対応」を明記した。元々、韓国が竹島を自国の領土と言い出したのが、日本の主権が戻る3ヶ月前の戦後混乱期。それから何十年と経過し今度は、東北地方大震災で混乱している時に実効支配を強化しようとしています。 人の弱っている時に行動に移す。結局やっていることは火事場泥棒です。 この時期にこんなことをする韓国こそが、領土問題を引き起こしてる最大の原因だとよく分かりますね。 「後ろから殴られた」大震災支援にからめ 韓国メディアが「竹島」明記の教科書批判(産経新聞 4月5日)文部科学省が3月30日に公表した、来春から使われる中学校教科書の検定結果に対し、韓国メディアがやはり非難の声を高めている。非難の矛先は、言うまでもない竹島(韓国名・独島(ドクト))に関する記述と取り上げが増えたことに向けられたが、東日本大震災被災地への韓国側の援助にからめた対日批判がまず目立った。「共生の機運に冷水」 韓国紙、朝鮮日報(電子版)は3月31日のコラムで「韓国では後ろから殴られたような思いだという反応が相次いでいる。われわれは世界のどの国よりもいち早く数十万人が日本支援の募金に乗り出した。にもかかわらず日本は独島を自国領だと主張。教科書を通じた挑発に及んだ」と指摘。中央日報もコラムで「韓日間に友好が芽生える雰囲気だった。韓国国民の大半は日本の地震に心を痛めた。せっかく共生の機運が高まった韓日関係に、日本政府が冷水を浴びせる理由が何か気になる」と日本側の態度に疑問を投げかけた。支援以上の見返りを求めたり期待する善意なんて、これこそ偽善にほかならないのではないでしょうか。だいたい、東北地方大震災が起きていなければ、この教科書検定の結果を受けての反応は、「韓流ブームやK-POPなど文化の交流で、共生の機運が高まった関係に、 日本政府が冷水を浴びせる裏切り行為をした」なんて感じに文句言っていたことでしょう。