googleによる東北地方太平洋沖地震募金先リストです。http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin街頭募金は見るからに怪しい団体もありますので、お気をつけください。また、個人からの支援物資(衣類などを送る行為)は、政府や企業から届けられた救援物資の保管場所確保の妨げや仕分け作業の手間になりますし、衣類を販売している企業なら衣類を数億円分と桁違いの量を被災地に支援しますので、ユニクロ/義援金14億円、さらに支援物資7億円相当の衣類(流通ニュース 3月14日)個人の協力は募金が一番だと思います。ただ、物資の件に関しては、これは神戸で自分が被災した時にも感じていましたが、テレビで避難所の状況を伝えるレポーターが、例えば「この避難所には赤ちゃんが居て紙おむつや粉ミルクが足りません」と言っていたとします。レポーターも含めた取材班は、ほぼ日替わりで現場取材を交代するのだから、局に連絡するなりして次に同じ避難所に来る取材班が、3日分ぐらいの紙おむつや粉ミルクを身銭切って持って行くぐらいの心意気を見せろと思います。これは粉ミルクに限らず、他の緊急性の高い物資でも言えることですが。それと、ボランティアに参加したいと思っている人も多いと思いますが、神戸の時もそうでしたが、協力したいという気持ちはとてもありがたいのですが、混乱や物資の不足している状況での素人ボランティアは、手助けよりも足手まといになることもあるので、正式な募集があるまでは勝手に行動しないようにしましょう。【再掲】災害現場の困ったちゃん!? ボランティアに求められる自己責任の大原則(日刊サイゾー)支援物資も大きな問題。実は「救援物資は第二の災害」といわれるほど、現地にとっては厄介な存在なのだ。全国から怒涛の如く送られてくる物資の整理は自治体職員らが人海戦術で行うしかなく、しかも利用価値がない物も大量に含まれている。1993年北海道南西沖地震の被災地・奥尻島では、救援物資 5,000トンの保管のために1000平米の仮設倉庫を3,700万円かけて建築。さらに仕分の結果、衣類を中心とする1200トンが不要と判断され、カビや腐敗など衛生面の問題から焼却処分となり、これに560万円の予算が投入された。「とりあえず何か送ろう」という安易な支援ほど現地にとって迷惑なことはなく、実際に京都府災害ボランティアセンターのように「救援物資は現地の復旧作業の妨げになる場合があるので送らないように」とサイトではっきりと呼びかけている例もあるほどだ。◆「もう少し何とかならないか」=結局停電しなかった地域―計画停電(時事通信 3月14日)鉄道混乱、停電なしも始発から相次ぎ運休「安全を優先」(産経新聞 3月14日)政府、責任逃れの東電任せ 計画停電(産経新聞 3月14日)1日でも時間をかけて計画を練ってから、停電をスタートさせればよかったのに、政府は「明日から停電作戦よろしく」とばかりに見切り発車の命令だけですませて、計画や指揮は現場にまかせっきりです。しかし責められるのは、東電や鉄道職員で、あまりにも理不尽です。◆2号機燃料棒、一時すべて露出=炉心溶融否定できず―福島第1原発(時事通信 3月14日)福島第一原発の状況を見て、ヤバイとかもう終わりとか騒ぎたくなるのも分かりますが、現場では職員や自衛隊員が絶望的な最悪の結果だけは避けようと、まさに自分の命を投げ出す覚悟で、もっとも危険な現場で作業しています。私たちが言うのは、危ないものを作りやがってとか責めるのではなく、まずは最悪の結果に至らないためにと現場で作業する人の無事を祈ることではないでしょうか。