「秘密国家」へ?…政府の情報統制着々 民間人にも矛先!? 事務次官通達で批判封じ込め(産経新聞 11月17日)尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を受け、政府の情報統制がジワジワと進んでいる。かつて「政権の基本コンセプトは公開と説明だ」と明言していた仙谷由人官房長官が主導しており、国会中に「厳秘」資料を“盗撮”されたとして写真取材への規制強化にも言及した。そして統制の矛先は民間人にも向けられる。政権は「秘密国家」への道を歩み始めたのか−。防衛省は10日付で「隊員の政治的中立性の確保について」と題する中江公人事務次官名の通達を出し、自衛隊施設での民間人による政権批判の封じ込めを求めた。 きっかけは3日に航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)が開いた航空祭。自衛隊を後援する民間団体「航友会」の会長が招待客約3千人を前に衝突事件での政府の対応を挙げ、「民主党政権は早くつぶれてほしい。皆さんも心の中でそう思っているのではないでしょうか」とあいさつした。 これを伝え聞いた北沢俊美防衛相が激怒し、事務次官通達を指示したとされる。 通達は、発言は自衛隊法などの「政治的行為の制限」違反との誤解を招く「極めて不適切な発言」と断じた上で(1)政治的行為と誤解されることを行わないよう参加団体に要請(2)誤解を招く恐れがある場合は参加を控えさせる−などの対応策を指示した。憲法19条(思想信条の自由)の精神に反する疑いがあるだけに自衛隊幹部も「民間人への言論統制は前代未聞だ」と反発。内局幹部も「国民の率直な声を抑圧する姿勢はファシズムに近い」と批判する。自民党など野党は17日の参院予算委員会集中審議で北沢氏らを徹底追及する構えだ。仙谷氏は、検察当局と警視庁が国家公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕しない方針を決めたにもかかわらず、重ねて守秘義務違反に当たると強調。映像内容は国民周知の事実となり、すでに秘匿性はなくなったが、今もかたくなに公開を拒み続ける。 「私たちの目標は国民に『ありがとう』といわれる公務員、国民から感謝される行政府づくり。基本コンセプトは公開と説明だ」 仙谷氏は今年2月、国家戦略担当相として国会でこう答弁した。民主党も参院選マニフェスト(政権公約)に「行政情報の公開に積極的に取り組みます」と明記しており、情報開示には前向きだとみられていた。 ところが、現実には政権に都合の悪いことは隠(いん)蔽(ぺい)し、首相の記者会見などでも政権に批判的なメディアに質問させない。情報が漏れると「犯人捜し」ばかりに躍起となる。「民主党」の看板とは真逆の方向に進みつつある。仙谷氏、政権批判封じる防衛省の事務次官通達に「外部の人がどこまで言っていいのか」理解示す(産経新聞 11月17日)>「民主党政権は早くつぶれてほしい。>皆さんも心の中でそう思っているのではないでしょうか」とあいさつした。政権交代は有ってもいいのですが、馬鹿が政権を持って運営すると国家が急速に衰退しますので、民主党政権が潰れる日が一日でも早く来るのを私も節に願っております。>「私たちの目標は国民に『ありがとう』といわれる公務員、国民から感謝される行政府づくり。 >基本コンセプトは公開と説明だ」 >仙谷氏は今年2月、国家戦略担当相として国会でこう答弁した。 まさに、それを実行したのがsengoku38な海上保安官だったのにね。◆柳田法相「真摯な答弁を心がけたい」(日テレNEWS24 11月17日)国会で16日、柳田法相が地元での会合で国会軽視とも取れる発言をしたとして野党が反発、審議がストップしたため、柳田法相が「真摯(しんし)な答弁を心がけたい」と陳謝する場面があった。 柳田法相は14日、広島市で開かれた「大臣就任を祝う会」で「細かいことはいいんですね。(答弁は)2つ覚えればいいんですから。『個別の事案についてはお答えを差し控えます』と。これはいい文句ですよ。これを使う、これがいいんです。わからなかったら、これを言う。あとは『法と証拠に基づいて適切にやっております』と。この2つなんです。まあ、何回使ったことか」と述べた。 これについて、自民党は16日の衆議院法務委員会で「国会や国民を軽視している」として強く反発。審議がストップするなどしたため、柳田法相が「真摯な答弁を心がけたい」と陳謝した。 自民党・小泉進次郎衆議院議員「すごい発言をしたと思いますね。もしそれで法相ができるなら、法相はロボットでいいですね。その2つだけをずっと繰り返していればいいんだから」 自民党は「法相の問責決議に値する」としており、問題発言として尾を引きそうだ。まあ、これまでの大臣も「個別の事案についてはお答えを差し控えます」や「○○に基づいて適切にやっております」という発言を駆使して、その場をやり過ごしてきた方もいますが、普通は、それを思っていても口には出さないものなのですが、よく言えば「純粋」悪く言えば「バカ」なので、思っていることを馬鹿正直に言ってしまうのでしょうね。柳田法相は国会答弁も迂闊な発言連発で野党から批判や追及されまくりだし、 なんで、こんな人を法務大臣に任命したのか不思議です。それにしても、これが自民党の時だったら辞任するまで叩かれますが、民主党だとメディアの扱いが小さいこと。次から次へと議員辞職レベルの問題を噴出させても、 辞任や辞職に追い込まれるまで追及された自民党に比べれば、メディアの追及が、お手柔らかなので、次の問題が起きれば、そちらに飛び移るから一時だけ我慢すれば、そのうち沈静化するだろうと、開き直って大臣や議員の椅子にしがみ付いている奴ばかりです。民主党がいつまでたっても低レベルで成長しないのは、甘やかすマスメディアにも責任があります。オマケ:『アンダワールド』民主党政権になって良かったことを一つずつ挙げていこうぜ!