【ロ大統領北方領土訪問】日本の対ロ外交、重大な試練に直面 弱腰見越され、強行 選挙向け利用も(産経新聞 11月1日)自民時代は日米同盟が強固だったこともあり、尖閣諸島でも北方領土でも中露は極端な行動に出ることはなかったのですが、民主党になり、鳩山の迷走による日米亀裂を好機とばかり中露とも攻めに転じてきました。尖閣諸島では法を曲げてまで領海侵犯の犯罪者を釈放したせいで、 現政権に領土を本気で守る気が無いと見抜かれて、女性のようなしなやかな柳腰とかアホなことを言っているから、マッチョなロシアまで調子に乗ってくるんですよ。◆中国漁船の衝突確認 海保の呼び掛けに、船長はくわえタバコで無視(産経新聞 11月1日)沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の様子を海上保安庁が撮影したビデオ映像の視聴が1日午前、国会内で行われた。政府関係者を除くビデオの公開は初めて。約30人の国会議員が視聴し、中国漁船が海保巡視船2隻に体当たりしてくる様子が映し出された。 ビデオ映像は、巡視船「よなくに」(1349トン)と「みずき」(197トン)が9月7日、中国漁船(166トン)に衝突されたときに撮影したのを那覇地検が6分50分に編集。那覇地検が10月27日、衆院に提出した。 議員の話を総合すると、中国漁船は当初、よなくにの左前方部にいて、エンジンを切ったまま網を巻き上げていた。よなくにが右側を通り過ぎるところで、エンジンをかけて左へ急旋回、午前10時15分によなくにの左舷後方に向けて突っ込んできた。その際、海保職員らが「衝突してきた!」と驚きの声で叫んだ。 映像は次に、漁船がみずきの右側で並走する場面から始まり、漁船が接近、同56分にみずきの右舷へ衝突した。 ビデオの中では海保職員が絶えず中国語で「停船せよ」「逃げるな」とスピーカーを通じて呼びかけた。しかし、漁船の甲板上にいた7、8人は呼びかけを無視するように悠然と巡視船を眺め、船長とみられる男はたばこをくわえていた。 ビデオは、よなくにに衝突する様子が3分20秒、みずきが3分30秒だった。ビデオには船長が拘束されたときの様子はなかった。中井洽衆院予算委員長は視聴後、記者団に「漁船が(巡視船に)ぶつかってきた様子がはっきり確認できた」と述べた。船長ら数人のうち1人が中指突き立て、海保を挑発 尖閣ビデオ(産経新聞 11月1日)視聴した国会議員によると、中国漁船が巡視船「よなくに」と「みずき」にそれぞれ衝突してくる様子が映し出されていた。 片山虎之助・たちあがれ日本参院幹事長は、漁船の甲板上では、船長とみられる男ら数人のうちの1人が「指を立ててた。(突き上げた)ような感じがみえた」と語った。 ただ、別の議員によると「船長が指を上げているというシーンはなかった」(民主党川上義博参院議員)「船員らはポーズはとっておらず淡々としていた」(野党議員)と説明した。ようやく一部の国会議員に編集済みのビデオが公開されたわけですが、国民に公開せずに内輪でビデオ鑑賞会をして、その感想述べあっても、言葉だけの感想では国民には漠然としか伝わりませんし、被害者側がなぜ下手出ているのかと、世界のメディアさえ反応は冷めたものになるのでないでしょうか。一部議員の公開に留まっても、中国共産党は首脳会談をドタキャンしたり、抗議してきたりと対中外交は厳しいままです。同じ結果になるのなら、元々、国民には公開しないとしていたビデオなのですから、編集していない2時間40分の映像を議員だけに公開してしまうか、国民に公開してしまえばよかったのではないでしょうか。領土を守ると言っている政府が、このような逃げの態度では説得力がありません。けっきょく、民主党は中国との関係なんかよりも、自分達への批判が怖いだけなのです。漁船への接舷シーン「見せられません」と海保側断る 尖閣ビデオ(産経新聞 11月1日)中国漁船衝突事件のビデオ映像を視聴した公明党の赤松正雄衆院議員は1日午前、記者団に対し、衝突した中国漁船を約2時間後に停船させ、海上保安庁の巡視船が接舷したと説明を受けていることを明らかにした。 出席者から「(中国漁船に接舷した)その部分(の映像)をみせてほしい」との要請があがったものの、海保側は「見せられません」と答えたという。編集されたものの時間の短さ、接舷シーンがないとなると、隠されている部分には、見せられないようなもっと凄いことがあるんじゃないかと、ネットで書かれているような、海に投げ出された海保の乗員が銛で突かれたのは本当なんじゃないかとか、漁船に乗り込んだ海保の乗員が殴られたんじゃないかとか、さらに憶測が飛び交い、見せないと言われると見たくなるのが人間の心理で公開への要求はエスカレートし、ますます収拾がつかなくなるだけで、逃げれば逃げるほど民主党は自らの首を絞めるだけです。