民主代表選 鳩山氏 菅首相との会談で小沢氏支持伝える(毎日新聞 8月29日)小沢氏を処遇、「トロイカ」復帰で一致=菅首相と鳩山氏が会談(時事通信 8月30日)9月1日告示の民主党代表選を前に、菅直人首相と鳩山由紀夫前首相は30日夜、首相公邸で会談した。両氏は、首相と小沢一郎前幹事長との対決回避に向け、小沢氏と輿石東参院議員会長を加えた「トロイカ体制」を重視して、政権を運営していくことで一致した。 会談後、記者団に鳩山氏は「(4人で党運営に当たった)トロイカ体制の原点に立ち戻ることが重要だと話し、理解をいただいた」と説明、「あす、責任をもって首相と小沢氏の会談仲介の労をとる」と述べた。その上で、小沢氏の代表選出馬に関し「出る出ないは、あすの会談内容によって決められることだ」と語った。 首相は記者団に「わたしとしても、基本的な考え方にまったく異存はない。同意した」と表明。小沢氏の処遇に関して、首相は「ポストとかは一切話はしていない」と強調した。枝野幸男幹事長や仙谷由人官房長官を代える可能性については「そういう具体的なことは話していない。少なくとも鳩山氏から伝えられたことはまったくない」と述べた。--------------------------------------------------------------------協力して党運営するなんて表明しちゃってるわりには、お互い粗さがしをしてメディアにリークして、えげつない対立構造になっているのはどうなんでしょう。小沢代表当時の資金配分を調査…菅氏側(読売新聞 8月29日)菅首相に近い民主党幹部は28日、小沢一郎前幹事長が2006年〜09年の代表当時、「組織対策費」として特定議員に政治資金を集中的に配分していたことを問題視し、調査に入っていることを明らかにした。仙谷氏の政治資金、長男側へ支出 320万円ビル家賃に(朝日新聞 8月29日)互いに信念がないから政策論争そっちのけで、相手の粗さがし(内ゲバ)するしかないのかもしれません。また、これだけ内輪で揉めると、明日明後日で事態がどうなるかは分かりませんが、仮にこのままの流れで小沢が代表選出馬表明をしたとして、9月の代表選のあとに小沢の勝敗に限らず解散総選挙に突入や民主党が分裂するんじゃないかという話も出ていますが、内輪でいがみ合っても、どんなことがあっても与党に留まりたいという権力に対する執着だけは強く、そこだけは結束力がありそうなので、そうはならないんじゃないでしょうか。ところで、小沢支持を表明している人についてですが、恩返しで支持するというルーピーな発言をした鳩山以外にも、山岡賢次氏、森ゆう子氏、川内博史氏とか松木けんこう氏、三宅雪子氏らの小沢派が、ワイドショーなどで小沢支持拡大のために必死にフォローしていますが、見るからに、一癖も二癖もある胡散臭いオーラが全面に出ているので、番組に出て喋れば喋るほど逆効果だと思います。