鳩山の「国民が聞く耳持たなくなった」演説にコメンテーター憮然騒然(J-CAST 6月3日)鳩山首相の辞任表明演説を受けて、番組が演説内容とパフォーマンスを複数の「専門家」に評価してもらったところ、「こんなに感情を出したのは初めて」などと、一定の評価を与える意見が多かった。聞かなくなったのはむしろ総理 スタジオの(井戸端)討論で物議をかもしたのは、「国民が聞く耳持たなくなった」というフレーズだ。「なに、国民のせい!?」(東ちづる)、「総理が国民の声を聞かなくなったから、国民も聞かなくなった」(上杉隆)と批判がある一方、「むしろ、(自分が悪いと)自虐的に言ったイメージだけど」(やくみつる)、「その後に『不徳の致すところ』と言っていた」(赤江珠緒キャスター)など、「聞く耳」パートは演説の主意ではないとする意見もあり、見方は分かれた。 その後は、「全体を見ると自分の気持ちが良く出てた感じ」(三反園訓テレビ朝日コメンテーター)、「20分(全部)聞くのと、一部をニュースで聞くのとでは違うかもしれません」(小木逸平アナ)といった意見が主流感を醸していった。 一方、番組が街ゆく人にきいたところでは、「聞く耳持たない国民」発言に腹が立ったという意見が圧倒的だったそうな。「だから(演説を)全部聞いていない人も含めて(ん)でしょ」と鳥越俊太郎。失態を重ねた首相の辞任演説を20分も聞く耳を持ってた国民はそう多くなかったのかもだ。--------------------------------------------------------------------->「20分(全部)聞くのと、一部をニュースで聞くのとでは違うかもしれません」(小木逸平アナ) >「だから(演説を)全部聞いていない人も含めて(ん)でしょ」と鳥越俊太郎 夕方のぶら下がり会見でも「国民が聞く耳を持たない」を連発してましたから、やっぱり自分は悪くなく国民が悪いと思っているのではないでしょうか。しかも両院議員総会の演説では「数年後には鳩山由紀夫は正しかったと評価される」と自分から言っちゃうほどの自画自賛ぶりも発揮して、20分の演説を全部聞くと、よけいに不快感を感じるかもしれませんよ。よくよく考えれば、昨日の朝の演説はTVカメラが入って生中継で放送されていたとはいえ、辞任の謝罪は、あくまでも両院の民主党議員に向けたものであり、国民に向けて直接、説明や謝罪をする辞任会見は拒否しているので、こういう姿勢を取るということは、どうせ聞く耳持たないんだから謝罪も説明もする必要がないという態度の表れで、やっぱり、国民が悪いと思っているのでしょう。鳩山首相、辞任会見を拒否=「説明責任放棄」の批判も(時事通信 6月2日)また「辞任会見をするべき」という声が民主党内から一切出てこないのも民主党議員もみんな「国民が悪い」とか思っているからのでしょう。◆小沢氏辞意に驚き 民主県連「影響力は不変」(岩手日報 6月3日)小沢氏と一蓮托生(いちれんたくしょう)で戦ってきた県連幹部は「幹事長を辞しても影響力は不変」と強調。---------------------------------------------------------------------去年の西松事件後のインチキ代表辞任と全く同じ構図だとバラしてるようなもの。◆菅、樽床氏の争いへ=4日に民主代表選(時事通信 6月3日)樽床氏については「誰?はじめて聞いた名前」って人がほとんどではないでしょうか。支持率の低い民主党としては、新代表(新総理)によって少しでも支持率の回復を計りたいのですから、回復の利用には次期総理候補アンケートでも上位に入る菅氏こそが持って来いの人材なので、樽床氏のような知名度が無い人が代表になるわけもなく、99.9%菅氏に決まっているようなものなのです。テレビは盛り上げようと必死ですが、デキレース(茶番)を見せられている有権者は冷めている人が大半でしょう。