「三宅議員転倒」瞬間の真実は? ユーチューブで再生100万回超(J-CASTニュース 5月18日)法案採決時に転倒してけがをした民主党の三宅雪子衆院議員(45)の「問題の瞬間」を捉えた動画が注目を集めている。中には100万回以上再生されたものもある。「背後から押された」とする三宅議員の主張には多くの疑問の声が寄せられているが、本人は強く自作自演・パフォーマンス説を否定している。交通事故や労災事故で映像分析も数多く行っている任意団体「鑑定機構」(福島県)の綾田成樹代表に問題の動画を見てもらった。 綾田代表は数回映像を見直した後、次のような見解を示した。あくまでこの映像の角度からはそう見える、という前提だ。(1)甘利議員の手は三宅議員を押していない(2)三宅議員がパフォーマンスで自ら転んだとは考えにくい。では甘利議員は三宅議員の転倒と無関係なのか。 綾田代表によると「そうとも言えない」。 綾田代表は、机と机の間の狭い場所に初鹿、三宅議員ともう1人(甘利議員とは別の)男性議員がいる密集状況が重要だと指摘する。甘利議員と初鹿議員のもみ合いのあおりを受け、バランスを崩した三宅議員の足が誰かの足にひっかかって転んだという可能性を指摘し、「(甘利議員と)100%無関係とも言えないのではないか」というのだ。 もっとも、三宅議員は「背後から不意に押され」た(5月16日ブログ)と繰り返し主張している。 この主張に対しては、綾田代表は「誰かに押されたようには見えない」と首をかしげていた痛いニュース 5月18日転倒の三宅氏、生電話出演 加藤・テリーに突っ込まれしどろもどろで「あのー」連発…日テレ・スッキリ!!---------------------------------------------------------------------この騒動で、疑問に感じるのが、あの場の横や後ろに居て三宅氏の転倒の一部始終を見ていた民主党議員や、あの場に居なかった他の議員からコメントが出てこないことです。普通なら、自分の党の女性議員が全治3週間(あくまでも自称)の怪我をさせられたのですから、庇ったり、自民党を責めたりしそうなものなんですが、ネットによって誰でもが動画を確認できるので、ヘタにフォローすると火に油を注ぐだけですから、触って火傷しないようあえて避けているのかもしれません。それに、メディアだって映像が残っているのですから、周囲にいた議員に状況を取材しそうなもんですが、それもありません。メディアも周囲の議員も、勝手に転んだと思っているのではないでしょうか。◆異変2度…でも「教科書と違う初期症状」 宮崎口蹄疫(1/2ページ)(朝日新聞 5月19日)宮崎県で口蹄疫感染の疑われる牛が確認されるまで何があったのか。関係者の話から再現する。 宮崎県都農(つの)町。3月下旬、ある農場で水牛が下痢になった。モッツァレラチーズを作るために飼われていた42頭のうちの1頭。往診した獣医師は、31日に県の宮崎家畜保健衛生所に届け出た。 県も立ち入り検査したが、口蹄疫にみられる口の中や蹄(ひづめ)の水疱(すいほう)、よだれがない。便なども検査したが、下痢の原因となる菌やウイルスが見つからず、結論が出ないまま下痢は治まった。 「口の中に軽い潰瘍(かいよう)のある牛がいる」。4月9日、衛生所に別の獣医師から連絡があった。2日前に往診したところ、1頭の牛が前夜から発熱し食欲がなく、口からわずかによだれがあったのだという。 県の口蹄疫防疫マニュアルでは「(口の中の)水疱は発病後6〜8時間以内に現れ、通常24時間以内に破裂する」と記載されている。 9日の往診で、口の中に直径3ミリほどの潰瘍は見つかった。しかし水疱ではなく、かさぶたのような状態。すでに発熱から4日がたつ。仮に口蹄疫なら、水疱や激しいよだれが見られるはずだ。 獣医師から相談を受けた衛生所は農場内のすべての牛を調べたが、口蹄疫の可能性は低いと判断した。発熱は1日でおさまっていた。 口蹄疫ウイルスの潜伏期間は、牛の場合で約1週間。獣医師は12日まで毎日往診したが、異常のある牛は見つからなかった。獣医師は振り返る。「教科書通りの口蹄疫とは異なる初期症状。まったく想定しなかったわけではないが、この症状からは診断できなかった」 4月16日夕、別の2頭に同じような症状が見つかった。最初の牛の隣にいた牛で、何らかのウイルスによる感染と考えられた。この段階で最初の牛はほぼ完治していた。翌日、衛生所が改めて立ち入り検査し、感染症の鑑定を行ったが、19日までに出た結果は陰性だった。 ただ衛生所は19日、念のために検体を国の動物衛生研究所(動衛研)海外病研究施設(東京都小平市)に送った。このとき初めて、県は国と連絡を取った。20日早朝、口蹄疫の陽性反応が出た。関連リンク:東国原英夫オフィシャルブログ 5月19日一ヶ月経過獣医師による初期の疑似患畜確認においては、19日付けの朝日新聞の1面、「教科書と違う初期症状、獣医師悔やむ」というタイトルで掲載された記事の内容がほぼ客観的で真実に近い事実であると思う。 数多くの専門家や獣医師からも、1例目も6例目も初期の臨床症状では口蹄疫と判断するのは極めて困難だっただろうという所見が示されている。 いずれも疫学チームの分析調査の結果を待つ必要があるだろう。これまで「宮崎県口蹄疫被害義援金」「ふるさと応援寄付金」等或いは県や市町村に直接、多数のご厚意や善意が寄せられている。本当に有り難いことである。この場を借りて厚く御礼を申し上げたい。 また、店頭に募金箱を設置したり、自社HPを活用した募集など、県内外の多くの方々が、自らすすんで「義援金」を集めることへの協力・応援も頂いているところであり、皆様の浄財や支援が農家や関係各位の大きな支えになり、勇気や希望になっていると思う。 ここに深く感謝申し上げますと共に、引き続きのご協力をよろしくお願い申し上げます。 尚、詳しくは、県のHP等をご覧頂ければと思います。---------------------------------------------------------------------この記事を読むと獣医師を責められないよな。政府の対応が遅すぎたのは責められるべきだけど。ただ言えるのは、今はこれ以上の感染拡大を防ぐために県と国が一丸となって動くことです。