まずは、本日放送された『スーパーニュースアンカー』の動画をご覧ください。宮崎県での口蹄疫被害の話を青山さんが解説されていますが、民主党や赤松農相(お粗末大臣)の無策無能で誠意のない対応ぶりに激高されて涙声になって話されています。動画が削除されているときは、『ぼやきくっくり』さまのテキスト版をご覧ください。「アンカー」口蹄疫に中国海軍にロシア…鳩山政権『統治セズ』動画を見てると、口蹄疫のほかにも基地問題の無策ぶりにも閉口してしまいます。『週刊新潮』の今週号の見出しに「鳩山幼稚園」という文字が躍っていましたが、ままごと感覚で政治をされていては国が滅びかねません。宮崎で拡大する口蹄疫の問題を、時間をかけて報道しているのは関西だけです。口蹄疫の問題では風評被害を防止するという理由で、報道を自主的に規制をしているような状況ですが、風評被害防止というよりも、民主党による対応の遅さで被害が拡大して止まらない状況になってしまったことを国民に気付かせないためというのが本当のところではないでしょうか。ただ、さすがに、新聞は宮崎県でどのようなことが起きているのかや民主党の対応の不手際ぶりを批判する記事が出てきましたが、関東から全国へ流れるようなニュースやワイドショーは、口蹄疫について、ほとんど伝えようとはしません。しかし、ネットで情報が瞬時に広まる現在、大手既成メディアが報道規制をしたとしても、ブログ、ツイッター、ネット掲示板、動画サイトなどで、現地の情報(生の声)が瞬時に投稿されるのですから、もはや大手既成メディアの報道規制は無意味な対策です。口蹄疫の問題でも、宮崎県の畜産農家の方々の悲痛な声が、次々とネット上に投稿され、しかもそれは最新の状況報告なので、対応の遅れによって被害が拡大し続け、終息の気配がないことが、手に取るように分かります。そして、報道を規制しても畜産農家の方々や関係者の怒りの感情は抑えきれませんし、民主党の失策も含め隠そうとすればするほど逆に火が付きデマも含めて拡がるということです。ネットのある今の時代に疫病や災害が起きた際、大手規制メディアに求められていることは、自主規制よりも的確に現状を伝え、過度に恐怖心を煽るのではなく、正確な情報で不安の解消にも努めるということです。でないと風評被害が起きないことを配慮して報道を縮小させると、逆にネットを介した風評被害が起きることになるのですから。【ニコニコ動画】2010/5/11衆院農林水産委・江藤拓(自由民主党)口蹄疫災害について