口蹄疫対策について政府に申し入れ 口蹄疫対策本部 (自民党 4月30日)口蹄疫対策本部は30日、宮崎県で感染が確認された口蹄疫対策をまとめ、同日、舟山康江農林水産大臣政務官と松井孝治内閣官房副長官にそれぞれ申し入れを行った。同対策は、同本部長を務める谷垣禎一総裁らによる現地視察を踏まえてまとめられたもので、防疫対策など42項目が盛り込まれている。同本部事務局長の宮腰光寛農林部会長は記者会見で「政府の初動態勢の遅れが原因で現場が混乱している。防疫に努めている現地関係者の体力も限界にきている。また、口蹄疫の封じ込めに全力を注がなくてはならないときに、農水大臣は外遊に出ている。自民党政権時代にはありえない話だ」と述べた。30日までに口蹄疫感染の疑いのある事例は12例確認されており、豚やヤギなど他の動物への感染や、他県への拡大の可能性も強まっている。【ニコニコ動画】口蹄疫対策本部記者会見(2010.4.30)8:44頃 「消毒剤を確保しましたと・・全県にこれでいきわたりましたという事でありますけど、 アレ・・江藤先生、どこどこが用意したんでしょうか?」 「えー、宮崎の場合はですね、国からはまったく・・消毒液一箱も届いておりません。 届け先はですね・・町で単独で注文した物、それから、宮崎県・・農協の経済連が注文した物、 宮崎県の畜産業界が調達した物でまかないました。プレス発表では、 国があたかも配ったように報道されておりますが、まったくの誤報であります。 皆さん方(マスコミ)の責任ではどざいません。」 口蹄疫で陸自に派遣要請 宮崎県、13例目確認も(5月1日 産経新聞)口蹄疫の消毒薬が不足 九州各地で輸入待ち(朝日新聞 5月2日)豚1頭が口蹄疫疑い、飼育の3882頭殺処分へ(読売新聞 5月2日)http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000139449.pdf口蹄疫↑ ウイルスは風の乗るなどして、気象条件によっては100km以上移動する 宮崎県内では、移動制限区域及び消毒ポイントを設置。 知事自らテレビなどで協力の呼びかけをしてます。 江藤拓 公式ブログ官邸へ口蹄疫対策要望本日、谷垣総裁を本部長とする口蹄疫対策会議を開催しました。 その場で昨日私がまとめた、42項目の政府に対する申し入れについては、 若干の修正の上、承認を得ました。 昨日の段階では鳩山総理も赤松農林水産大臣も申し入れを受けるという事でしたが、 今日になって二方ともキャンセルしてきました。 官邸は、松井官房副長官、農水省は舟山政務官の対応でした。 自民党は谷垣総裁自らが出向く予定でありましたが、余りの対応に総裁に代わって 宮腰農林部会長と共に宮崎・鹿児島の国会議員で要望することとなりました。 衆参6名の国会議員で舟山政務官に政務三役分の要請書を、 松井官房副長官には鳩山総理への要請書を渡しましたが、 受け答えのあまりの軽さ・現状認識の欠如にただ一同唖然とするばかりです。 赤松大臣は、政府の口蹄疫対策本部長であるにもかかわらず、 今日の夕刻にはメキシコへ外遊に出るとの事です。 全く信じられません! 現場でご苦労されている皆さんの身になって考えたことが一度でもあるのでしょうか!---------------------------------------------------------------------野党である自民党が対策本部を設置して、政府(民主党)に迅速な動きを求めているという異例の事態が起きています。民主党は、なんら対策を打つ気配を見せていません。宮崎県は自民寄りなので、手助けしないのでしょうか。マスメディアの報道が少ないのも気になります。風評被害のことを考慮して、あえて報道を押さえているということなのかもしれませんが、対応が後手後手に回って被害地域が拡大すれば、畜産だけではなく、食肉、飼料、肥料(とそれを使ってる農家)、 飲食業界にも痛手ですよね。民主党は何を考えているんでしょうか。そして、仮に、これが自民党政権で起きた問題で、その問題の最中に大臣が外遊に行こうと分かっただけで、この事態に外遊とはけしからん!とばかりに、メディアに批判されていたでしょうね。ホント、民主党は総理にしろ大臣にしろルーピーであってもあまり批判に晒されませんね。筋肉少女帯は興味ないみたい。