鳩山政権6カ月“閣僚通信簿”最下位はやっぱりアノ人(ZAKZAK 3月20日)平均点の順位では、ぶっちぎりの最下位が鳩山首相、ブービーが平野博文官房長官で、官邸のツートップが下位を独占した。 母親からの多額の資金提供で「脱税王」と指摘された鳩山首相。屋山氏は0点を下回るマイナス20点を付け、「資金提供は知らぬ存ぜぬの一点張り。あまりにひどい。普天間問題で日米関係をメチャクチャにした。米政府関係者からは(政争ばかりで統治能力がない政情不安な小国に対する蔑称の)『バナナ共和国』同じ、と言われている」と酷評。若林氏(50点)は「天下りと無駄遣いをなくすことを政権に託したのに、行革は手つかずで赤字がふくらむのは国民への裏切りだ」と話した。◆首相、「5月危機説」に焦り? 指導力演出に懸命(日経新聞 3月20日)---------------------------------------------------------------------◆民主党:生方氏解任、批判抑え 各閣僚、事態収拾を優先(毎日新聞 3月20日)テレビにバッチリ映った!小沢“親衛隊”言論封殺現場(ZAKZAK 3月20日)執行部批判を理由に生方幸夫副幹事長が解任される方向になった、民主党の“生方斬首問題”。批判封じのため、「親衛隊」とも言われる小沢一郎幹事長に近い議員らは、騒動が拡大しないようにあの手この手を使っている。 この問題で民主党の空気を象徴するシーンとして19日、テレビである映像が繰り返し流れた。 議員会館で、生方氏解任に関して、民主党1回生の横粂勝仁衆院議員(28)=比例南関東=がインタビューを受けた。 「3人の秘書の方が逮捕され、それによる説明責任というものが国民の皆様から求められており…その…」と話していると、突然、「横粂!…あかん! こっち来い!」と太い男性の声が割り込んできた。 横粂氏は「はい…」と弱々しい声で応え、インタビューを中断。声の主にカメラが移ると、そこでは大柄の男性が立ち去るところだった。 この人物は、横粂氏と同じ1回生の萩原仁衆院議員(42)=大阪2区。近畿大、松下電工を経て27歳で独立。昨年の総選挙で小泉チルドレンを破り初当選した。小沢氏を支える若手議員のグループ「一新会」に所属する小沢系議員だ。 非小沢系の若手議員は「萩原氏は横粂氏より年上だし選挙区当選組。横粂氏は逆らえない。民主党は一事が万事この調子だ。例えば、オフレコでも小沢氏批判をすると側近議員が飛んできて『先生、この発言どういうこと?』とクギをさしてくる。北朝鮮ばりの言論封殺だ」と打ち明ける。石破茂オフィシャルブログより2010年3月19日 (金)党内騒動あれこれ、週末(一部抜粋)民主党の新人議員は何故かいつも集団で行動しています。国会登院のときも、バスに乗る時も、必ずといっていいほどに複数なので不思議に思っていました。が、聞くところによれば、いくつかの班が編成され、相互監視システムが構築されている由。…北朝鮮か? 副幹事長を解任された生方代議士が主唱している民主党政調会の復活も、党内批判が出るような場ができることを封じるために認められない由。…民主党新人議員は単なる起立採決要員か? 自民党のようにあまりに自由闊達が行き過ぎるのも問題かもしれませんが、暗くて重苦しい民主党のほうが更に問題のような気がします。--------------------------------------------------------------------小沢は不起訴が確定した当日、世論から辞任するべきの声が多いのは偏向報道のせいだと言い、「君たちが小沢叩きの報道を止めれば辞めろの声も沈静化する」と記者を脅していました。いわゆる不起訴確定以来、マスメディアは小沢の言いつけどおりに、小沢の資金問題に関する報道を激減させていますが、にも関わらず、世論調査のたびに「責任をとって辞任するべき」の数値がアップし続け、また、それに比例して民主党の支持率もダウンしていっています。支持率ダウンは小沢問題だけが原因ではありませんが、民主党内には反小沢に限らず、この支持率ダウンの状況に危機を感じている議員は少なからずは存在しているわけで、小沢さえ責任を取って幹事長職を辞任すれば、支持率が回復するのではないかと考えている議員の中から、物言えぬ空気を打ち破って公然と小沢辞任論を展開したのが生方氏でした。これに慌てたのが民主党執行部です。きっと、生方氏の発言を受けて、ほかの議員が同調して小沢批判をはじめると、参院選に向けて党内で収拾がつかなくなりイメージ悪化を招くので、、小沢批判をするとどうなるかという見せしめで解任しようとしているのでしょう。内部で厳重注意に留めておけばいいものを解任を迫ったという異常な事態は、逆にマスメディアと世論の注目を集める結果にもなり、反発心を強めた生方氏はTVなどで更に批判を続け、民主党へ対しての風当たりはより悪化しているわけです。以前、小泉進次郎氏が「この前、うちの大島幹事長。顔が怖いって言われた(笑) でも、よく考えて下さい。本当に怖かったら何も言えない。 それは民主党がよく教えてくれてる」 と言っていましたが、生方氏の解任問題により民主党内は萎縮化が強まるでしょうから、進次郎氏の言っていたことを証明しているようで、なんとも皮肉なものとなっています。